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新規ビートコントロール!サナフレシア

どうも、おーばーです!
この度は、閲覧頂きありがとうございます。

今回は、CL愛知2024エクストラで使用を考えていたデッキの紹介になります。

大会参加は、落選だったため叶いませんでしたが調整をコツコツしてきました。
全編無料となりますので、お暇をつぶして頂ければと思います(●´ω`●)

①デッキ作成への経緯

今年に入りCLを目指すにあたって、デッキを考えていく中……候補には当然『ルギア』『レジドラゴ』があがってきました。

ですが、当たり前のデッキを使うのが苦手な逆張りオタクなので、これらのデッキは保険として用意しておいて新規アーキタイプの構築を目指すことにしました。

LO系統は性分に合わないので、サイドをとるデッキを軸に考えて行くことにしました。

その中で『サーナイトex味するんじゃない?』とシニアの息子と話になり開発の余地を見いだしたため構築をはじめました。

②デッキの変遷

2023.11自主大会にて

実は、息子が先行してサーナイトを構築していたため、まずそれを意識してみるようにしました。
サイコミラージュ+ルナトーンで330を狙う型。
使用感は悪くなかったとの事だが、個人的に2種のサーナイト管理が難しそうで少し不安に思っていた型。

2024.1

サイコミラージュは添えるだけにし、スタン全盛期をモチーフにアルカナサーナイトとサケブシッポで戦う型。サナミラーやリザ対面で使えたら強いと思いエフィデオを採用しました。
ここをベースに改良していきます。

2024.1

サイコミラージュを抜いてリバーサルで稼ぐ型へ。サケブシッポの強さに気付き厚めに採用。
この辺りから対面練習をカイリューVデッキからルギアに変更する。

そこで事件はおきました…CL用に調整していたハイブリッドルギアに全く勝てない…

プリズムドラゴンbyおーばー

先2アメイジングシュート→グズマ+くるいえぐる→カオスオーダー
この流れで、ぐちゃぐちゃにされました。
ルギアに勝てなければ、お話にならないと言うことで、徐々に改造していきます。

2024.2自主大会

ミツル→ミラージュステップorペパー→エヴォリューションで盤面を作る構築。スタジアムをシンオウ神殿に全振りし、妨害性能を高めにしました。
また、ポフィンで持ってこれる妨害カードとしてクレッフィを採用。自主大会での感触として殴り出しが1ターン遅いのが気になり調整。

2024.3

相変わらずお家ルギアに勝てない…この構築でしばらく運用していた中、ホルビーコントロールと戦う機会がありました。

『イライラかふん』によってグッズが使えない場面、グッズが使えれば勝ちの場面で、泣く泣く番を返した時、手札のグズマと目が合い『グズマでナンス前に出したらグッズ使えたやんけ!!』という閃きがありました。

そこから、ホルビー+エヴォリューションを構築に落とし込もうと思ったのですが、ベンチが足らないとなりラフレシアだけを組み込みました。
サーナイトを速くするではなく相手を遅くするという発想に至りました。

2024.3

試験的に組み込んだ型。ラフレシアがたった対面では、かなりうまく立ち回ることができたので、ラフレシアの安定感を増すために調整。
最終形態は、次項で説明します。

③デッキ紹介

2024.4最終型

それでは改めまして、サナフレシアを紹介していきたいと思います。このデッキはジャンルでいうビートコントロールに区分されます。
それでは、まず採用カードの説明をしていきたいと思います。

●ポケモン 22

・サーナイトex 2
基本的に盤面には、1体しか置かないため最小限の2枚。特性お化けかつ自身で190まで出すことができるのでゲノセクトVまでとれるの偉い。

・サーナイト(アルカナシャイン) 1
特性の2ドローも強く、サイコエンブレイスで240までは出せるのでサイド1でサイド2をとれるラインで優秀。スタンで強かったこの動きはエクでも強い。

・キルリア(ミラージュステップ) 1
構築上後1では言えないので、保険として採用。

・キルリア(リファイン) 3
このデッキの肝。
盤面に2体並べておきたい。リファインがグッズロック下でグッズ切りながらドローをすすめる事ができる。

・ラルトス(テレポートブレイク) 3
10ダメージが意外とその後に影響を与えたり、ソーナンスを前だしできたりして便利。

・ラルトス(メモリースキップ) 1
レジドラゴ等ささる場面があるので1枚採用。

・サケブシッポ 1
最大160ダメージを好きなところへ撃つことができるため、縛って後ろを狙ったりデデンネGXをとりにいけたりとグズマを要求せずに戦える。

・キリンリキ 1
このデッキの最終段階で入ったカード。
やはりドラゴ対面で使いたい。後述するラフレシアとも相性が良く、グッズロックを匂わせる事でバトコンを使わせる事ができ、ロストおくりを合わせやすくする事ができる。

・ゲンガー&ミミッキュGX 1
めちゃくちゃ難しいカード。
最初のターンではなく中終盤に使う。グッズロック下だと比較的に長生きできる。

・ネクロズマGX 1
このデッキの真のエース。
素点10+エネ全トラッシュ×60ダメージと破格のダメージ量。アイアンローリング後のレジドラゴですら1撃で吹き飛ばす事ができます。
HP的に1回しか使えないのでフトゥーで回収して使い回したい。

・カプ・テテフGX 1
自分のソーナンスをかいくぐって特性を使えるので相性が良く。なおかつアタッカーもこなせるので別デッキのテテフとはひと味違います。
ジージーエンド後のガブギラを8エネテテフでワンパンするの気持ちいいですね。(笑)

・ソーナンス 2
特性によって超タイプ以外の特性をなくす事ができます。このデッキでは序盤は相手の足止め、後半ではグッズロックの解除に使用します。
またアタッカーとしての性能もあり、ほえさけぶ160+サイコダメージ170=330と特性ロックしながらリザードンexを倒すこともできます。

・ラフレシア 2
特性によってお互いにグッズを使えなくします。
相手の序盤のバトコンを止めたり、終盤のサーチャーを止めれたりとじわじわと効いてきます。
ルギアやドラゴがバトコンを使う前に立てる事ができればテンポをとることができます。

・ナゾノクサ 2
ここに関しては採用してる種類にこだわりはありませんが、とりあえず無色1エネで1ドローできるものにしています。
超タイプのナゾノクサが殿堂にしかいなくて残念。

●グッズ 19

・ミステリートレジャー 4
ハンドコストはあるものの超タイプのすべてにさわる事ができ、超エネをトラッシュしやすい。

・霧の水晶 2
エネにもさわれるので中盤でも腐りにくいのが良い。

・レベルボール 3
このデッキにおいてサーチ範囲が広く、ナゾノクサにもさわれる。

・ふしぎなあめ 3
サーナイトとラフレシア兼用で3枚採用。

・サーチャー 2
現物が欲しい場面が多いので2枚と少なめ。
使いどころはしっかりと。

・バトルコンプレッサー 1
基本的にエネルギーを捨てる動きに使用する。上振れ札寄り。

・レスキュータンカ 1
枠を別にさきたく泣く泣く1枚。なるべく最大効率で使用を心がけたい。

・フィールドブロアー 2
雪道、ダストオキシン解除にとても重要であり複数回ケアが必要なので2枚。

・パソコン通信(ACESPEC) 1
アンフェアスタンプと悩んだがラフレシアをたてやすくするためにこちらを採用。

●サポート 9

・N 2
序盤手札を切らずにドローできるのとハンド干渉のため

・ナンジャモ 1
マリィの択もありましたが序盤ドローの最大値でこちらを。

・シロナの覇気 1
8枚になるようにドローしてからさらにリファインで伸ばす事ができるためパーツを揃えやすい。

・アクロマ 1
状況によっては10枚近く引き直せる壊れカード。
ハンドを切らないところが評価できる。

・グズマ 1
サケブシッポもあるので1枚採用。アタッカー飛ばしながらグッズロックするのが強いので控えめに。

・フトゥー博士のシナリオ 1
1回技を使ったネクロズマGXを回収したいのと麻痺ケアのため。

・ザオボー 1
汎用メタカード。特殊エネ、スタジアム、どうぐと広く対応出きるのがとてもよく、グッズロック下でもダストキシン解除に役があるのでとても偉い。

・ポケモンレンジャー 1
グッズロック、オルタージェネシスGX、アイアンローリング解除で使用。滅多にないですがオルジェネ宣言されるとしんどかった…

●スタジアム 2

・シンオウ神殿 2
レジドラゴとルギアのメタとして採用。
両デッキともこれだけで止まるほど柔ではないが多重ロックしていく事が重要。

●エネルギー 8

・基本超エネルギー 8
控えめの8枚。サイコエンブレイスでエネルギーをつけるのを前提としているので6枚使えればOK。

④デッキの回し方

試行が私1人分しか出来ていないので、各対面を体系化したところまで書けませんが、狙っていきたい動きを書いていこうと思います。

このデッキは先行想定で組んでいます、先行後攻どちらでもベストとしてはバトル場ソーナンス、ベンチにラルトス(置ければ2体)プラスして上振れでナゾノクサといった感じです。

さすがに上振れ盤面

ソーナンスで相手を止めている間に盤面を固めます。先3までにラフレシアをたてたいイメージです。

最終盤面はこのような形になります。

ここまで出来たら気持ちいいです

キルリア2面あれば、なお嬉しいです。この盤面を作り相手を殴っていきます。

グッズロックをかけることで相手の動きを牽制します。相手が動けないようならこのまま殴ってテンポをとりましょう。

相手が動きアタッカーをとられた場合…

このデッキの真髄

ソーナンスをバトル場に出して自分の番を迎えてください。

こうする事で、ソーナンスの特性で『イライラかふん』が無効になりグッズロックが使えるようになります。
自分だけ、グッズを使ってアタッカーを準備しましょう。

そして、ソーナンスを逃がしバトル場にアタッカーを出すことでグッズロックが有効になりそのまま相手の番を迎えます。

サイコエンブレイスが宣言できれば、かるいしすらも必要なく、システムを超タイプに依存しているサーナイトがベースなので『がまんのかべ』が発動している中でも自分は動けるのが噛み合っています。
相手からのヘイトもラフレシアにいくことが多く、サーナイトの基幹部が守れるのも大きいです。

レジドラゴやルギアはこれにシンオウ神殿やザオボーを組み合わせて止めていくことができます。

コントロール系統のデッキにはサーナイトexがもともと有利に動けるので序盤で押しきられなければ、わりと広範囲を見れるデッキではないのかな?と思ってます。

⑤不採用カード

・ミツル
終盤まで入れてましたが意外と使わないのと、後攻かつラルトスでスタートし、手札にエネとミツルorテテフに繋がるカードが揃わない事が多かった。

・キルリア(リファイン)
リファインの4枚目。正直ミラステと入れかえてもいいかなぁと思ってます。

・サーナイト(サイコミラージュ)
私にはサーナイトの2面管理が無理だった…泣

・エーフィ&デオキシスGX
ダメカン20個バラマキは魅力的だったがその後の使いにくさが気になってしまい変更。

・ポフィン
リザードンex系統のデッキと比べて持ってこれる札がラルトスだけしかないため意外と使いづらく抜いてしまった。


⑥今後の指針

私個人が思う今後のエクストラのデッキ構築を書こうと思います。

コントロールは得意でないのでビート系デッキの話になります(笑)

現状のtier上位におけるデッキやそれらと戦えるデッキには

『相手のターンをスキップできる』『サイドを多くとる』

といったギミックが搭載されており理不尽とも思える動きをしてきます。

・タイムレスGX
・カオスオーダーGX(倒さず2枚とれる)
・空の封印石
・ジラーチ◇
・ごっつあんプリファイetc…

これが出来るデッキタイプは環境デッキに正面から殴り勝てる素質があります。少ない攻撃回数で勝負を決める事が鍵です。

もう1つの鍵は、サイド2のポケモンの殴り合いからの脱却です。

現在エクストラは、サイド2のポケモンでサイド2のポケモンをとるというのがオーソドックスです。

この流れから抜け出すのがここから次のステージに行くために必要な事ではないのか?と思っています。

具体的には、サイド1のポケモンでサイド2枚を取得しようという事です。

かがやくリザードン、レジドラゴ(ドラゴンエナジー)、ザマゼンタ(かたきうち)、サーナイト(ブレインウェーブ)のようなポケモンを使用して2枚サイドを取得する。

これは擬似的にサイドを多くとる動きを再現したものになるわけです。(そのポケモンがきぜつした時にとられるサイド枚数以上の働きをしてもらう)

当たり前な事を言ってるかもしれませんが、意外とできていないのではないかと…

ここにtier上位との戦力差を埋めるヒントがあるような気がしています。

偉そうな事を書いてきましたが、私自身まだ答えが見つかっているわけではありません。

今後のデッキ構築の参考になればいいなという思いです。

ご精読ありがとうございました(●´ω`●)

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