オバラ ミツフミ

ライター・ストーリテラー¦「人と世界を動かすテキストで、明日の景色を変える」をミッショ…

オバラ ミツフミ

ライター・ストーリテラー¦「人と世界を動かすテキストで、明日の景色を変える」をミッションに、思想と哲学を「伝わる言葉」に翻訳しています¦書籍『Work in Tech!』(森山大朗著)『転職と副業のかけ算』(moto著)編集協力¦INFP-T

マガジン

  • フリーライターの(リアルな)日常

    29歳・独身、フリーライター。僕にとっては当たり前で、しかし、誰かにとっては当たり前ではない「フリーランス」の日常を更新していくブログです。

  • 29歳の積読英語

    29歳になり、ようやく英語学習を始めました。大変お恥ずかしいのですが、学習の記録を残していきます。

  • 言葉で未来を切り拓く時代に

    マーケティング、ブランディング、パブリック・リレーションズ……。 言葉を正しく扱い、伝える能力、すなわち「書く力」が、ビジネスパーソンを取り巻くあらゆる場面で求められています。にもかかわらず、スキルや知識を正しく学ぶ機会は限られています。「文章の書きかた一つで、ビジネスパーソンとしての運命が変わってしまう」のに。 本マガジンでは、ライター・オバラミツフミが「現場で学んだ文章スキル」をベースに、自分の言葉で未来を切り拓くためのヒントをお届けします。

  • 小原課題図書

    編集者・長谷川リョーさんにセレクトしていただいた書籍を週に平均3冊読み、内容の要約と個人的な感想をアウトプットしていく書評マガジンです(でした)。

  • 馬 執 飯 店

    • 15本

    「馬 執 飯 店」は、編集プロダクション モメンタム・ホース 出身のライターによる、偏愛的ウェブマガジンです。大変申し訳ないですが、読者のことは一切考慮しない独断偏見スタイルで、コンテンツを不定期更新していきます。

最近の記事

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「ライターになりたい」と思ったら読むnote(商業ライティング基礎の“き”)

はじめまして、フリーランスでライターをしているオバラ ミツフミと申します。学生時代にプロを目指し、モメンタム・ホース代表の長谷川リョーさん(当時はフリーランス)に弟子入りし、文筆業の道に進みました。 ライターとしてお金を稼ぐまでに、およそ2年くらいの時間がかかりました。師匠には、「本当にセンスがない」と言われたほどです(笑)。 ただ、弟子入りから1年でブックライティングをまかせてもらえるまでになりました。 弟子入りした当時を振り返ると、「ライターになりたい!」と思ってい

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    • 29歳なので、英語の勉強を始めました

      私ごとですが、英語の勉強を始めました。 これまでに「英語を話せるようになりたい」と思ったことは何度もありましたが、29歳になってようやくスタートラインに立ちます。 はじめて英語に対して関心を持ったのは、高校生の頃。 ALTのRaquelがシホちゃんとの恋を応援してくれていた、ほぼ意思疎通ができず、無事に3回振られたことを報告できませんでした。 英語が話せないことを心から後悔したのは、クリエイターとしてグローバルに活躍していたKayla Briëtに通訳を介して取材する

      • 25分で観られるコンテンツは、25分ではつくれない

        ライターを名乗り始めてから、早いもので5年が経つ。ライター生活の中で最も濃い時間を過ごしたのが、編集プロダクション「モメンタム・ホース」だった。 モメンタム・ホースはすでに解散してしまったが、当時の仲間とは今でもよろしくやっている。 例えば、このテキストも戦友たちと一緒に企画しているコンテンツだ。 編集者の小池真幸くんとライターの鷲尾諒太郎さん、そして僕の3人で「馬執飯店」なるマガジンを立ち上げ、月に一度テーマを決めて自由に文章を書いている。 商業的な文章ばかりを書い

        • スーパーで過ごす孤独な時間に、本当の自分が垣間見える

          3年前から住んでいる本郷三丁目は、学生街ということもあり、飯が安くてうまい。 上野が徒歩圏内なので飲み屋には困らないし、喫茶店街の神保町も、自転車ですぐ。 祖母がかつて購入したマンションに住んでいるので、住宅環境がめちゃくちゃいいわけではない。それでも「この街を離れるのは惜しいな」と思うくらいには気に入っている。 ただ、少しだけケチをつけるなら、スーパーが微妙。駅周辺に魅力的スーパーがないので、どうしても外食が多くなるし、日常にあるはずの買い物のワクワク感が薄い。 も

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        記事

          「世界は変えられる」と自分に言い聞かせる人、「世界は変えられる」と本気で思っている人

          決して読書家とは言えないが、文章を書くことで生計を立てているので、少なくとも週に一冊くらいは本を読むようにしている。プロ意識が低いと言われてしまうと、言い返す言葉が見当たらないのだけれど。 読書の目的は、知識を獲得することではなく、語彙を拡充することに置いている。 語彙が多い人間ではなく、表現力が豊かなタイプでもないので、第三者の言葉を浴び、反復することで、自分の言葉をつくろうという魂胆だ。 どこかで見返したい言葉や、自分の語彙として獲得したい言葉は、Evernoteに

          「世界は変えられる」と自分に言い聞かせる人、「世界は変えられる」と本気で思っている人

          アドレナリンとドーパミンの交錯点・日本中央競馬会

          入場券をもぎり、ゲートをくぐると、足の長さが揃ったターフが眼前に広がってくる。 微風になびく「たかが」ターフはどこまでも続いており、見る人の心を高揚させる。 そう、ここは東京競馬場だ。 東日本大震災の復興を願い、「キズナ」名付けられた一頭のサラブレッドがダービーを勝ったその日、僕は母親からの仕送りを握りしめ、そこに立っていた。 マツリダゴッホ、単勝9番人気の激走劇 人並みにギャンブルをする父の影響で、日曜の午後は競馬の時間だった。 父はよく「マクドナルドに行くぞ」と

          アドレナリンとドーパミンの交錯点・日本中央競馬会

          精神の時の部屋・喫茶室ルノアールのすごいパワー

          僕が自宅を構える本郷三丁目駅には、駅前に3つのコーヒーチェーンがあります。 どの店舗も自宅から徒歩5分程度でアクセスでき、それぞれ店舗面積も広い。一杯300円でそれなりに美味しいコーヒーが飲め、さらには喫煙ブースもある。席によっては充電設備も用意されているときたら、申し分ない作業環境です。 ただ、僕はいま、自宅から少し離れた上野駅周辺に店舗を構える、コーヒー一杯700円のお店でこのテキストを書いています。そう、俺たちのルノアールで。 最寄駅のコーヒーチェーン群をシェアサ

          精神の時の部屋・喫茶室ルノアールのすごいパワー

          「ユニコーン企業で働く」は他人事なのか?『Work in Tech!』を読んで考えたこと

          かつて「起業後進国」と言われた日本でも、エコシステムの成熟にともない、スタートアップの起業が盛んになってきました。 以前は「大企業からスタートアップへ」と題した転職エントリーがバズりにバズっていましたが、それも珍しことではなくなっています。 若い世代では当たり前になりつつある「大企業で出世を待つより、急成長企業に転職したほうが、キャリアアップにつながる」という考え方も、数年後にはメジャーになっているのではないでしょうか。 ユニコーン企業として注目を集める「スマートニュー

          「ユニコーン企業で働く」は他人事なのか?『Work in Tech!』を読んで考えたこと

          2021年、100を超えるインタビューのベスト・オブ・ベスト

          毎日のようにテキストを書いていた2021年。振り返ると、今年はライターとして78本の記事を書いていました。編集に携わった記事もカウントすると、関わったコンテンツは優に100本を超える計算になります。 単純計算ですが、3日に1本のペースで自分が携わったコンテンツが世にリリースされたことに。仕事を発注していただいたクライアントのみなさん、本当にありがとうございました。 普段はビジネス領域で記事を書いているので、必然的に経営者をはじめとするビジネスパーソンの方に取材をする機会が

          2021年、100を超えるインタビューのベスト・オブ・ベスト

          朝起きられない、物忘れひどい、空気読めない、予定忘れる、納期守れない。

          「みんなが当たり前にできることが、どうして自分にはできないのか」と頭を抱えた経験のある人、いませんか……? 「みんなが当たり前にできること」と言っている時点で少数かとは思いますが、僕はその一人です。 ざっと振り返っただけでも、「自分だけができないように感じていたこと」が山のようにあります。 たとえば小学生のとき、野球部の最後の大会にグローブを忘れて父親にぶちギレられたことがありました。 たとえば中学生のとき、絶対に教科書を忘れて投稿してしまうので、すべての科目の教科書

          朝起きられない、物忘れひどい、空気読めない、予定忘れる、納期守れない。

          時系列とストーリーは、似ているようでまるで違う

          マーケティング、ブランディング、パブリックリレーションズ……。ビジネスシーンのあらゆる場面で、「ストーリーテリング」の重要性が説かれるようになりました。 しかし、多くのビジネスパーソンが、ストーリーテリングについて誤解していると感じます。具体的に言うと、「ストーリー=時系列」という勘違いです。 ストーリーを編むために、時系列をたどることは必要な手はずです。でも、それがそのままストーリーになるわけではありません。 ストーリーとは、事実の羅列ではありません。ストーリーとは、

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          時系列とストーリーは、似ているようでまるで違う

          「読んでもらえて、興味を持ってもらえる」採用広報コンテンツのつくりかた

          コンテンツをつくるとき、兎にも角にも「コンセプトが重要だな」と感じます。なぜなら、コンセプトがないコンテンツは、そもそも制作する意味がないからです。 コンセプトとは、全体を貫く観点(ざっくり言うと「伝えたいこと・表現したいこと」)なので、コンセプトがないということはつまり、「伝えたいことがない」と同義です。 コンテンツはあくまで、「伝えたいことを伝える手段」です。だから、コンテンツをつくるときは、「コンセプトはなにか?」を最優先に考える必要があります。 コンテンツの代表

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          「読んでもらえて、興味を持ってもらえる」採用広報コンテ…

          Pain is inevitable. Suffering is optional.——人生をポジティブに導く運動体「モメンタム」の掴み方

          大なり小なり、程度に差はあれど、生きとし生ける全ての人間はストーリーを持っている。 斜め前の席に座る彼女の横顔に釘付けになったり、坊主刈りで白球を追いかける夏に青春を懸けたり、移動時間の全てを英単語の暗記に注いだり、意識的に、もしくは無意識的に選択を繰り返す。 選択を繰り返すなかで、もう未来が見えないと絶望するほどの谷に落ちたり、見渡す限り希望に満ちた景色を山から眺めたりする。 人生は振り子のように往復運動する。幸と不幸を往復し、禍福を反復し、そしてジクザグと之字運動を

          Pain is inevitable. Suffering is optional.——人生をポジティブに導く運動体「モメンタム」の掴み方

          「本番禁止」のタブーを破る男・村西とおる。あるいは、自分の仕事の見つけ方について

          自分の人生くらい、自分で生きたらどうだ。偽物の毎日、偽物の恋愛。そんなんじゃ、退屈で仕方ないだろ。—— 村西とおる(『全裸監督』より) ライバルメーカー・ポセイドン企画のAV女優を口説く際に、村西が彼女にかけた言葉です。田舎から上京し派手に遊びまわった挙句、借金漬けになってしまった元OLのAV女優は、この言葉をきっかけに村西の作品に出演します。 前貼りを剥がし、“演技”をやめ、“本番”に挑む。——僕はこのシーンを観て、つまり彼女は、「自分の仕事」を通じて「自分の人生」を生

          「本番禁止」のタブーを破る男・村西とおる。あるいは、自分の仕事の見つけ方について

          年収って、どうやったら上がるの?『転職と副業のかけ算』を読み“戦略的職務経歴書”を書いてみた

          8月9日に発売されたmotoさんの処女作『転職と副業のかけ算』。予約していた書籍が届き、本日読了しました。 僕は本書の制作チームの一員なので、発売前から内容を知っています。ただ、改めて読むと「本当にこの価格で売ってもいいの?」と首を傾げてしまうほど、実践的なノウハウが盛りだくさん。 motoさんが10年以上かけて血肉化してきたであろう“生きた学び”が、これでもかと凝縮されています。 内容を全て書き出したいくらいですが「詳しくは書籍で」。ここでは、とても参考になった“戦略

          年収って、どうやったら上がるの?『転職と副業のかけ算』を読み“戦略的職務経歴書”を書いてみた

          motoさん( @moto_recruit )は僕に、「願望から逆算するキャリア」を提案してくれました

          ネタバレしてしまうので詳しくは書けませんが、motoさん( @moto_recruit )の書籍『転職と副業のかけ算』が、いよいよ8月9日(僕の誕生日!)に発売されます。僕はライターとして、『転職と副業のかけ算』の制作チームに参加しました。 ちなみにmotoさんとは、転職と副業をかけ算して年収5,000万年を稼ぐ、バケモノサラリーマンです。 本業や副業で成果を上げる(つまり、年収を上げる)方法や、仕事の本質を突いたツイートが人気で、現在(2019年6月15日時点)フォロワ

          motoさん( @moto_recruit )は僕に、「願望から逆算するキャリア」を提案してくれました