小畑 仁

Singersongwriter 弾き語ってます。【Official site】 ht…

小畑 仁

Singersongwriter 弾き語ってます。【Official site】 https://www.jinobata.com/

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小畑仁(Obata Jin) - “大丈夫 ”(Daijyobu) at ROUTE BOOKS

Music&Lyrics : Jin Obata Special Thanks Video Director : Shogo Shishikura Engineering : Tiny room studio Filming location : ROUTE BOOKS 本日、Shogo Shishikuraと制作した映像を公開しました!!! 映像を制作するにあたって、まずはこの曲から形にする事にしました。 映像ディレクターの将吾とはまた映像作ります! 次は新しく書いた曲を皆んなに届けられたらなと思っています!お楽しみに!! 以下、ちょっと長くなりますが、この曲に込めた想いを記します。 初めてこの曲が出来たきっかけは今でもよく憶えていて、昔江ノ島の近くに住んでいた時に曲作りに詰まって、夜更けに一人浜辺でギターを弾いてる時に、ふと「大丈夫~」というサビのメロディを口ずさんだのが始まりでした。 そこから、次の日の昼頃にこの曲が出来ました。 その時は、何も考えずただ無我夢中で曲を書いていたのですが 今になって思えば、その時、ただ誰かに「大丈夫」というこの言葉をかけて欲しかった自分の姿がありました。 日常に溢れかえるこの言葉は不思議なもので、場面や想いによって本当に色んな意味を持っています。 時に誰かを気にかけて思いやる疑問形、もしくは不安に感じての疑問形、または自分が誰かに安心してもらいたくて言う肯定文、そして、そのためのちょっとした強がりだったりもします。 いきなり事情も知らない誰かに「大丈夫!」と言われても…と思う事も勿論あるし、ただそれでも僕たちが日々生きて行く中で、ふとした時に誰かが言ってくれた「大丈夫」というその言葉に、どれだけ救われた事があったかというのも事実です。 その時に、垣間見たその想いを持って歩いていけば、やがて本当に心から笑える瞬間に出会える、そんな瞬間を引き寄せる事が出来るというメッセージが、この曲で伝えたかった事でもあります。 今まで自分が生きてきた中で、本当にどうやって解釈すればいいのか全く分からないくらいの悲しみだったり、こんな日々が続くなら死んだ方が楽なんじゃないかと思うくらいの絶望を感じていた日々もあって、勿論これからもきっと色んな事がある。 それでも、少しづつ前を前を向いて歩いて行くと、ふとした時に「ああ、生きててよかったな」と思える瞬間があって、今まであった出来事どれ一つが欠けても、今この瞬間はなかったんだなと思う。 その時に初めて、今までの思い出したくない思い出も肯定出来たり、「ありがとう」と言える事もあって、そうしてまたひとつ、傷が癒えていくのを感じた体験がこの曲を作った根底にあります。 音楽には、目には見えないチカラがあります。 自分にその事を教えてくれたのも音楽でした。 この曲が少しでも、歩き出す誰かのその背中にチカラを添えられますように。 今このタイミングだからこそ、皆それぞれの無数の心の着陸地点へ届きますように。 そんな想いを込めて。 ありがとう🙌

    小畑仁(Obata Jin) - “大丈夫 ”(Daijyobu) at ROUTE BOOKS

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