小林麻耶を巡る21世紀の性的狂気または子宮系こと「あげまん道」の研究

小林麻耶は2016年6月8日、体調不良で休職となった。その後、2018年7月24日に結婚。だが、この結婚相手が、宇宙ヨガインストラクターという怪しげな人物であったこともあり、話題となった。2016年に休職となった際、小林麻央(2017年6月22日乳癌で死去)の看病に疲れたという続報もあったが、いまだに拭い去れないのは、「子宮系」というプチカルトの存在だ。(註1)

私にとって、「子宮系」は初めて聞く単語ではない。というのも、大学の同級生女子が2015年に「子宮系」の一派である「あげまん道」なるものにハマり、フェースブックで関連するイベント(自身の性体験を告白するといった内容)の勧誘をしていたからだ。その同級生は自身の宝石を売却し、研修に参加するなどしていた。私は一体、この「子宮系」なるものは何か?何が魅力なのか?に関心を持ち、同級生が頻繁に引用する関係者のブログ記事を確認していた。

本人たちの言い分では、「あげまん道」とは宗教ではない、とのこと。だが内容は十分神がかり的だ。目的は、セックスレスの解消、優れた育児の実現という現世的なもので、手段は心霊的方法によるセルフイメージの変容だった。例えば子宮や月と対話し、膣に「パワーストーン」を挿入し、女性優位を心霊的・歴史的に確認し、自己肯定するといったものだ。まるで、鎌田東二やバーハフォーフェンの「母権論」に水子供養を混ぜた風俗嬢むけの心霊ビジネス+自己啓発セミナーといったところだ。
現段階では、「子宮系」とは、陰謀論で語られるような秘密結社による人工宗教というより、自然発生的なプチカルトがインターネットで拡散されたように見える。リトルペブル教会と同じで、一部の特異な人物による自然発生的な宗教的熱情が性的なものと混ざり合った状態だ。
そのため、教義より、どういった人物により形成されているか、に意味があると考え、「子宮系」という日本的狂気について記録しておきたい。この日本的狂気は、恐らく狐憑きなどの古代から存在する民間信仰とルーツは同じもので、風俗嬢はある種の依代/拝み屋ではないだろうか。(註2)

◆小森可実(=「ちゃみ」)
・研修ビジネスを勉強。子宮系のアメーバブログが次々閉鎖されている2019年現在も活動を行なっている模様。現在はファッションコーディネーターをし、子宮系ビジネスはあまり前面に出ていない。
・子宮系委員長はるの元シンパだが分派独立。ただ子宮委員長から相手にはされていなかった。小森と山村は岡田と喧嘩別れをしている模様。

◆山村沙織(仲山沙織、ブランド仲山ヤマムラサオリ
・小森可実の元弟子だが、過激すぎるため、小森に体良く独立させられる。
・元大食い選手権の出場者「ブランド仲山」元AV女優
・AV、ソープランド、大食い選手権全て解雇されており、結婚、出産、離婚を経て、山村沙織と名乗った。
・ぼったくり価格・キャンセル不可の「幸せにしかならない生き方」「あげまん道」のトークライブを展開し、客から理解できないと言われ、主催者は縁を切る状況に陥っている。
・聴覚障害者の女性と金銭トラブル(聴覚障害者が手話通訳をつけようとしたら席料30000円請求等)を起こし聴覚障害者からブログで告発された。そのことに激昂しブログで公開したところ、自身が聴覚障害者に行った嫌がらせの数々がバレて、ネットで批判を受けた
・過去のブログでは、愛を語る相手が大阪のホストであること、「諭吉に愛されてるねん!」と月収150万のセレブ気取りで、爆買いをブログで披露するも、安物・中古品であること、子育て論を語るが、娘たちは実家に放置しており、保育園ではモンスターペアレントと認定されていること、生活保護と・障害者年金の不正受給・脱税疑惑も出ている状態。
・アメーバブログからアカウントが消された状態であり、現在はnoteにて活動中

◆岡田紗弥佳(子宮委員長はる
・元風俗嬢。地下アイドル。夫は岡田哲也(夫も奇妙な性格である)
・「ジェムリンガ」なる、 パワーストーンを数珠繋ぎにした器具を女性の膣に入れっぱなしで生活することで、 血流が良くなり、カルマが解消され、すべてに良い循環が起こるとうたう霊感商法の広告塔。
ジェムリンガ須佐 厳(すさげん)なる京都の稲荷信仰系の新興宗教団体の元会員であり、 その教義とジェムリンガを組み合わせて新しい宗教の形を構築したとされている。(現在、閲覧不能だが、関連ブログを過去に閲覧した際は、京都の伏見稲荷大社に参拝していることを確認)
・小林麻耶は、ジェムリンガにハマっており、それが原因で病院に搬送された。また小林麻耶はその広告塔にされかけていた
・その後も金銭トラブルが絶えない。引退宣言をしては結局戻っているという。

◆青木千景
息子である青木大和は小4のフリして自民党批判してバッシングされた。青木大和は乙武洋匡とも関係があり灘中出身の中国籍プログラマーTehuとも交流あり
・青木大和の0党は失敗した炎上マーケティング

◆子宮系女子に群がるホスト風の男たち
子宮系女子に対して写真を撮ってやる、ポジティブシンキングできるようにする、といって接近する男たち。スピリチュアル・ホストといったところだろう。
白石裕太 
加美大輔 : 子宮系女子の撮影に現れ一回80万円〜の撮影費用を徴収
心屋仁之助 : ポジティブシンキングの認定講師制度を導入

◆その他:エピゴーネンたち
アメーバブログは問題になる前に、詐欺的な子宮系の巫女たちを追放することに成功している。それでもまだエピゴーネンや信者は残った状態だ。ネット上で揶揄する別称を与えられている人々である。記録として残しておく。
・性愛セラピスト田中みっち ameblo.jp/happy-saikon/
・ご自愛あやこ ameblo.jp/focus-me/
・元暴走族総長なおみ ameblo.jp/01822904/  → アカウント停止
・布ナプキンさきこ ameblo.jp/petite2325/
・ひとり宇宙奈央 ameblo.jp/re-born68/
・虐待弁当ふんぱん ameblo.jp/icchan-go-go-1028/ 
・委員長大好きハッチ ameblo.jp/hatti-therapy/ →アカウント停止
・ヌードおばさん ameblo.jp/yurude37happy/
・男爵いも ameblo.jp/mukumaihk/ → アカウント停止
・魔女姫あわゆきさん ameblo.jp/awayukikanmido1216/

(註1)小林麻央の病死も代替医療を行ったためと言われている。小林麻耶のスピリチュアルへの傾倒とどの程度関係があるのか分からない。だが小林麻耶にとっては先に結婚した妹が病に侵されていくことは相当のプレッシャーであっただろうし、そこに性的にも心理的にも満たすツールを持つジェムリンガ等の悪しき子宮系カルトがつけ込んだのは大いに考えられる。そして宇宙ヨガインストラクターとの結婚につながったのだろう。
(註2)中村淳彦の性風俗と貧困に関するルポと子宮系には同根の社会的問題の解決方法(社会が排除してもセックスで包摂する)が潜んでいるように思う。また、子宮系は倖田來未の「30歳を過ぎれば羊水が腐る」という発言(活動自粛に追い込まれた)とも関係しているとされる。

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