太田龍の思想的変遷とその中核

太田龍を知ったのは陰謀論によってだった。だが陰謀論を語る前の太田龍についても反日武装戦線や革マルの思想的背景にあると知り、遡って読んでみるとテーマは変遷するがコアになる価値観はブレてなかった。

結論から言えば、コアの価値観は、「弱者が強者から自身を守るにはどうするか?」だ。北朝鮮の主体思想にも似たものがある。

変遷する思想は主に以下の通りだ。
1) 真の共産主義を求めてのトロッキズム
2) 政治よりも土着民族差別がある!アイヌ民族差別
3) 土着民以前に動物をいじめてる!エコロジー
4) 地球がなぜ虐められるか?レプティリアン説

舶来の思想を取り込んでいるがベースには弱者へ眼差しと、戦時中のユダヤ研究の継承者としての信念がある。
だからビジネス陰謀論っぽいベンジャミンフルフォード らを最晩年はイルミナティだと断じたのだろう。

太田龍が紹介しきれていないサヴィトリデヴィや、恐らく言及しきれなかったミゲルセラノの秘教的ナチズムに更なる視野があると考えている。

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