見出し画像

第3節 栃木SC-東京ヴェルディ   プレビューもどき

写真はヴェルディのホーム味スタに近い深大寺のそばです、以下の記事とは一切関係ありません。美味しそうですね。

かわって本題です。
ヴェルディの永井監督と栃木の田坂監督は私と同世代になります。
学年だと田坂さんが一つ下になりますね。
永井監督が選手時代は人気ありましたよね、当時つきあってた彼女が
「永井選手かっこいいよね」
と言ったのを聞いてやきもちやいた事を
今でも良く覚えています。w
あれからおよそ30年、永井監督少し太ったけど
相変わらずかっこいいですね。

さて試合ですがサッカー観戦初心者の方や観るのは好きだけどいまいち
専門用語がわからないって人には教科書になるような試合が予想されます。

東京ヴェルディ
ポゼッション ボールを握る 大事にする 支配する
        VS
栃木SC
非ポゼッション ボールを握らない 持つ事にこだわらない 相手に持たせる。

の構図になります。

ヴェルディはJリーグが始まった時、ラモス カズ 北澤 等
個人技が上手い選手が揃っていました。狭い地域を細かいパスとドリブルでつなぎゴールへ迫るサッカーです。その当時のメンバーの一人が今の永井監督です。昨年からヴェルディを率いる永井さんはヴェルディらしさを取り戻そうとしています。先日の町田戦を観る限り未だ試行錯誤はしていますが
垣間見える場面もあったのでこれからドンドン良くなると思います。栃木としてはまだ完成していない今の時期に当たって良かったかも、今のうちにたたいておきたい所です。

それに対して栃木は昨年前半はヴェルディと同じようなボールを握るパスサッカーを目指しましたが上手くいかずに途中から全く逆の方向に舵を取りました、それがストーミングともいわれるボールを持つことにこだわらない
サッカーです。

そこでヴェルディ戦の見どころです、ヴェルディは選手同士が近い距離を
とり短いパスを右へ左へ繰り返してくるでしょう、先日の町田戦では900本近いパスを一試合の中でしています。栃木戦では1000本を超えるパスをするのでは無いかと予想されています。
そしてパスでゆさぶりスキを見てズドーンを狙ってきます。

ただご安心をパスが多ければいいかと言うとそうでも無いらしく700本前後が一番良いというデーターがあるそうです。
サッカーはゴール数を競うものでパスの数を競うものでは無いですからね。

栃木としてはヴェルディがパスをまわすのをグッとこらえて我慢して守備をする、この我慢っていうのが意外と難しいのです。サッカー選手ってのはボールをさわりたいもので、サッカーやっているのにボールにさわれないってのはストレスなのです、猫が目の前をネズミが通っているのに襲い掛かれないのと同じで、おっなんだか取れそうだぞと飛び出した瞬間その空いたスペースに走りこまれて守備のバランスを崩してしまうのです。
また相手に合わせて守備の形を右へ左へ変更していくとスタミナも奪われます。自分のペースで動くのと人に合わせて動くのでは疲れが違うのと同じです。

栃木の対策
相手が狭い地域でパスをまわしてくるのなら逆に言えば反対側に広いスペース(空間)があるってことです、スズヤスさんや他の方が戦術面でプレビューを描いてますので詳しくはそちらを読んでもらうとして
簡単に言えば、左でボールを取ったら右の明本選手へドカンと長いボールを蹴る、右でボールを取ったら左にいる大崎選手へ蹴るということです。
ヴェルディが短いパスなら栃木は長いパスをいかに正確に早く蹴れるか
どうかにかかってきます。

注目選手
大崎選手
昨年はヴェルディ戦で栃木の初ゴールを決めています。
逆サイドから届いたロングパスを受けてカットインから
シュート
いけるんじゃないでしょうか。

怖いのは前節体調不良で出て来なかった大久保嘉人選手、
いうまでもないでしょうが元日本代表です。
どこまでヴェルディとJ2のサッカーにフィットしてきているのかわかりませんが要警戒です。(グリスタで直に観たかった。)
ちなみにWカップ2010年のカメルーン戦で大久保選手から矢野選手へ
交代しています。
(だから何?という情報ですが)

何はともあれホーム開幕戦、無観客試合とはいえ俺たちのホームに代わりはありません今期初得点初勝利を期待しましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?