ミニマリスト

僕はなれない

絶対に無理だと思った。

ミニマリストとは、極力持ち物を減らし、持ち物というのは洋服なども含まれていて、それこそ5、6着を着まわして、しかもみんな同じような色なのである。

パソコンはMacBookで、(これは人によるかもしれないが)家の中にもほとんど物は置かず、極力シンプルに、丁寧に暮らしている人のことを言うらしい。

さらに、ミニマリストの中には、頭を丸めると言う猛者もいると言うのだから驚きだ。理由は、タオルである。ミニマリストの猛者というのは、バスタオル(大判タオル)を好まず、なんと手拭いやハンドタオルを持つというのだ。

髪が長ければ、それだけ大きなタオルで拭きあげる必要があるから、だったら髪を無くしてしまえという想いからなのだろう。とんでもない世界の話だ。さらに髪が短ければドライヤーをもつ必要もないという、一石二鳥の考え方だ。

物を減らすということ

あまりに物が溢れすぎていて足の踏み場もない、というのは考えものだが、あまりに物が無さすぎて生活感が全くないというのも、僕はちょっと抵抗がある。

僕なんかは可愛いものが好きだから、ちょっとした人形など、すぐ飾りたがる。ミニカーなんてとんでもない量があるから、つい先日ミニカー棚を新設した。

ミニマリストの方々には、きっと、それらはゴミのように目に映るのだろう。そんなに物や雑貨を置いてどうするの?と。埃をかぶるだけじゃないか、と。

逆に僕は聞きたい。ミニマリストの人って、宝物とかってあるんですか?と。

僕にとっては、たくさん集めたミニカーの一つ一つが宝物だし、愛犬の写真も宝物だ。宝物というのは物質ではなく、心の中にある、という声もいただくかもしれないけれど、いつでも見ることができて、触ることができるというのは大きいだろう。

ただ!人生の終盤に差しかかった自分を想像した時は話が変わってくる。

あまりに宝物や自分のお気に入りの持ち物が多かった場合、遺族がそれらを処分するのは大変だ。ミニマリストたちは、今からそれを見越して、自分がこの世を去ったあとの遺品の整理をし始めているのだろうか…。これが終活ってやつか…。

だとしたらすごい。僕も見習いた…

くはないなぁ。普通に僕の遺品は、メルカリやヤフオクなどで売って、生活の足しにしてください。

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