音読みと訓読み

恥の多い人生ですた。

先日、職場で

「かとう君、お店のほうはどう?忙しい?」

と聞かれたので

「いやぁ暇ですよ。閑古鳥が鳴いていますよ」

と答えたのだが、そのやり取りを聞いていた職場の面々から失笑が起きていた。

(な、なにか変な事でも言ったかな)

僕の心臓の音は変なリズムで鳴っていて、さきほどの発言を思い返してみた。

はっと気付いて、まさかコレか?と思ったのが

「閑古鳥」(かんこどり)

である。

僕はこれを

「閑古鳥」(かんこちょう)

と呼んでいたのだ。そう、「九官鳥」(きゅうかんちょう)のように。

ググってみて、「かんこどり!そうだったのか!」と、目から鱗が落ちた。

赤面して、僕はそそくさと家に帰った。

このように、僕は音読みと訓読みをよく間違えている。

というか、世の中のひと、すごくないか、とさえ思ってしまう。なんでちゃんとわかっているのだろう。勉強した?

この単語の時は音読みになり、この単語の後に続く場合は訓読みになる、という明確なルールが存在しているのだろうか。

なんとなく、こういう場合は音読みの方が言いやすいから音読みでお願いいたします、昔からそう言ってきているし、特ににルールは無いけど、まあ暗黙の了解でお願いしますよ、のようなフワッとした感じであれば、僕は憤慨する。

僕の小さい脳みそでは、そんなの覚えられない。今後もずっと、恥をかき続けていくであろう。

「一」という漢字

「一」(いち)
である。

「一目」(いちもく)
である。

「一応」(いちおう)
である。

「一門」(いちもん)
である。

「一角」(ひとかど)
になる。


なんで?

「一角」(いちかど)
じゃないの?この流れなら。

「彼は立派に一角(いちかど)の人間になった!」

こんな事を言おうものなら失笑である。

語感、語呂の良さ、みたいなもので決めているのだろうか?何度も言うが、もしそうなら僕は怒るぞ。どうやって決まっているのか、ちゃんと理論で説明してほしい。

本当に日本語は難しいと思う。

来日して5、6年たった、外国人タレントのような日本語への愚痴を語ってしまったわけであるが、僕は今後も恥をかき続けていくと思う。

「それ、音読みと訓読みが間違っているよ」

指摘してくださる方がいたら、ではなぜそういう読み方になるのかをちゃんと教えてほしい。怒るぞ。ぷんぷん。

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