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【忘却度30%】檀一雄「火宅の人」

2007年9月18日。

 このとき書いてた(若い愛人持ちの初老の男が出てくる)小説の参考にと書いました。中高生のころに読んでたと思います。
 このときほど、本は二度読むものだなと思ったことはありません。
 子供のころ、まったくわからなかった難しい話が、この年で読むとあまりにもわかりやすく簡単に腑に落ちたからです。
 一応、檀一雄(もう娘の女優、壇ふみさんも知らない人が多いんだろうなあ)が子沢山の家庭を持ちながら、愛人と放蕩生活を送る話です。

<ネットで調べてみる>

 ちなみにこのとき私が書いてた、その初老の男の話の仮題は「硬くない人」でした。ダジャレかよ。下ネタかよ。

 緒形拳さん主演で映画化されてますが、そちらもすばらしい。

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