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【忘却度90%】ジャン・フィリップ・トゥーサン「ムッシュー」

1991年3月23日。

 NHKバイトの可愛い先輩女子がくれました。この3月で大学卒業、バイトも終わりなので餞別がわりだったのかもしれません。

 前に「愛しのチロ」で、本屋で1万円で好きな本を買うというバイトをしたという話を書きましたが、そのとき買った1冊がジャン・フィリップ・トゥーサン「浴室」。そのときはもらえなかったんですけど、結局私はその後、読んだのかな? 記憶にないのですが。

 とくに大きなドラマは起きなくて淡々としてるけど、おしゃれな小説というイメージでした。

 本作もそれと同じく。

 そして当時は思いませんでしたがいま改めて、(話は忘れましたが)飄々として動じない本作の主人公って、ジャック・タチの映画の主人公「ムッシュ・ユロ」の影響があるのかなと気づきました。合ってるかはわかりませんが。

<ネットで調べてみる>

 当時、年上のきれいな彼女もできたばかりのときで、本作を読んだ彼女が「ムッシューって、あなたみたい」と言ったとか言わなかったとか。

 ま、いろいろ時効ということで。

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