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【忘却度90%】永倉万治「移動遊園地」

1997年2月1日。

 渋谷パルコブックセンターで、次の本と一緒に購入。

 まったく関係ない話ですが、このころ、6年勤めた雑誌編集部をゆるやかに辞める時期で、これまで短い話はいくつか書いてきましたが、公にするレベルではなく、このとき初めて、いわゆる長編小説分の長さで、人に読んでもらえるレベルをめざした小説を書いてました。
 公言してますけど、「文章の運び方」(という言い方がいちばん相応しいのです)でいちばん影響されてるのは、永倉万治先生と景山民夫先生でした。
 ちなみにこのとき書いた小説、日の目を見るのはここから6年以上経ってからでした。

<ネットで調べてみる>

 関係ない話ついでですけど、この時期、あるライターの方と知り合いになりました。
 彼女からは女性誌で取材するこういう感じの人を紹介してほしいとか、こういう原稿を書いてるんだけど詳しかったら教えてくださいと頼まれたりして、確か二度くらいは(二人ではないですが)一緒に飲んだりもしました。
 年は少し下だったと思いますが、完全に先輩面。
 懐かしいな、お元気かなとそのお名前を検索してみたら、なんと違う筆名で、私など足元にも及ばない直木賞作家になられてました。同一人物だとずっと気づかなかった。とっくにレベル違いになられてた。
 過去を振り返ると、面白いですね(なんだこのまとめ)。

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