見出し画像

【忘却度0%】ベスト・フレンズ・ウェディング

1997年8月6日、15:30ソニー試写室で鑑賞。

 「ノッティングヒルの恋人」と並んで、私的ラブコメ2大傑作のひとつ。そしてこの映画についても、何度原稿書いたことでしょう。
 映画から教訓を勝手に導きだすという本でも、1本目がこの映画です。
 ジュリア・ロバーツも文句なしだし、彼女の行動が反感買いそうになる前に全部お洒落に面白く回収するゲイ友のルパート・エベレットの抜群さ。
 ルパート・エベレットにはもっとたくさんラブコメに出てほしかったし、最後に最高にダンディな格好で登場するとき、「僕はボンド、ジェームズ・ボンド」と気障にジョークを言うのですが、冗談でなく本当に007もやってほしいと思いました。

 バート・バカラックの使い方も完璧で、最後に「小さな願い」が流れるときに、ルパート・エベレットが「おなじみのあの曲が聞こえてくる」と言うのですが、曲も台詞も、私自分の小説にまんま、パクりました!(清々しく自白)

<ネットで調べてみる>

 いや、本当にこの映画のことなら一晩くらい余裕で語れますね。レストランでのルパート・エベレットの「ディオンヌ・ワーウィック語り」からの「小さな願い」大合唱とか、名シーンしかない。
 さっきから「ベスト・フレンズ」のダーモット・マローニーとその「ウェディング」相手キャメロン・ディアスのことは何も語ってないですけど、この映画の最重要人物は間違いなく、ルパート・エベレットです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?