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2024年4月1日から4月15日の映画と読書と散歩の記録



4月1日

 あなたの人生の中で「この曲、好きなんだけどCDでリリースされてないし、動画サイトにも上がってないんだよなあ」という幻の曲はないだろうか?
 僕の場合、映画「ピープルVSジョージルーカス」というドキュメンタリー映画のラストで流れる曲が僕にとっての幻の曲だった。
 


 この映画が製作された頃は、スターウォーズのエピソード1から3のプリクエルが叩かれていた頃でしたが、まさかその数年後に更に凄いシークエルが来るとは…。さて、この映画はエンディングでとても素晴らしいメロディの曲が流れるのだが、おそらくファン製作の曲で、どこにもアップされていなかった。そのため、この曲が聴きたい場合は、DVDをかけるか誰かに歌ってもらうしかない。
 今日、何気なく「ジンギスカン」をYoutubeで流していた。
 父が好きだった曲だ。最高にカッコいい。

https://www.youtube.com/watch?v=1AXlVZRpweI&pp=ygUY44K444Oz44Ku44K544Kr44Oz44CA5puy

 曲が終わったら、自動再生で次の曲が流れ始める。
 流れてきたのは、この曲だ。

 僕は思わず、椅子から立ち上がった。
 これじゃん!
 「マスコウ」って言ってるとこが「ルーカス」になってるだけで。
 そりゃ、メロディーが素晴らしいわけだ。
 これで、この世への未練が一つ減った!危うく、「ピープルVSジョージ・ルーカス」の主題歌を歌い続ける地縛霊として幽霊業界で活躍するところだった。
 ちなみに、「ジンギスカン」の最新版のアレンジがあまりにもカッコ良すぎて、「東京ドリフト」みたいに流行って欲しいなと願ってやまない(4.5億回再生)。



4月2日

 最近、自分のアイドルの見方が凄くつまらなくなってきていると思う。
 悪い意味で「目方」、定規のようなものを用意している。
 ある時は売り上げであり、ある時は再生回数だ。
 いつから、そんな目方でしか観られなくなったのだろう。自分が好きなグループは特に他との数字の差を考えてしまう。
 なんでこんなつまらない奴になったんだろう。
 「かける人 創刊直前号」に参加していただいた、みなかたさんの推しているグループであるSW!CHの「アルタイル」のライブ映像を観る。
 メンバー一人一人の名前が言えるほど詳しくなく、ただただパフォーマンス映像を観る、まずは、何も考えずに観てみてほしい。

 「アルタイル」とは七夕の彦星を表す星である。
 「ベガ」は織姫。
 その知識を頭に入れてみていくと振り付けに込められた意味が浮かび上がってくる。
 特に曲の始まりと終わりの差。
 川を飛び越えるような振り付け。
 夕立から始まった物語は、やがて天の川を超えるロマンスになっていく。
 遠くでアイドルを応援するファンの歌詞としてあてはめることも出来るのでは、と最近は思っている。

4月3日


 実家で暮らすようになってから、雑貨屋さんに行く機会がなくなった。
 一人暮らしの頃は、無駄にマグカップを沢山持っていた。
 わりと器が好きで、同じ液体を注ぐとしても、器によってその時間が変わると考えていた。本もある意味、情報の器だな、と思うことがある。その器のサイズや手触り、どこに置いてあるか、様々な要素が重要になる。
 僕が作っている雑誌はまだまだ器が未熟だ。
 ここをもっときわめて行かないと勝負できないな、と思っている。
 その為に転職もした。
 
 数年前からエヴァンゲリオンのブルーレイの特典で付いてきたコップを愛用している。ステンレスだから、冷たいものを注ぐと、冷たさがそのまま伝わってくる感じが好きだ。本も同じように、温度が伝わるような装丁や手触りが良いなとやはり思う。

4月4日


 写真って不思議だな、と思う。
 どんなに仕事で疲れている時でも、見ていると頭の中に労働と違うチャンネルが生まれる。その写真から漂う匂いや時間について考えてしまう。作者がどんな人かなんて関係なく心を動かされる。
 最近、そこから考えたことがある。
 なんで、自分の推しの五十嵐早香さんは、グラビアの活動がしたいんだろう、と深く考えたことがあった。彼女の文章が好きな人間としては、何故、そちらの分野に、という疑問があった。
 ただ、グラビアは写真でもあるよな、と思った。
 写真って文章と違って言葉が必要ない。
 国境を超えるものだと思っている。
 文章はどうしても言葉の壁を越えていく必要がある。
 インスタやYoutubeやTikTokで閲覧数が伸びているものは、クリックする前のサムネのインパクトがあるものではないだろうか?
 グラビアを海外への入口として、そこから次のタグを知ってもらう。
 それは配信かも知れないし、文章かも知れないし、デジタルな何かかも知れない。
 推しが最後にグラビアの仕事をしたのが、2023年9月27日。
 そこからはどちらかというと、誌面よりはお店とのコラボが進んでいっている。どこかのタイミングでまたグラビアが伸びるタイミングが来て欲しいなと思う。ファンが出来ることは何だろう?
 海外の方向けにコンテンツを見つかりやすい場所に置き続ける動きが必要ではないかと最近、考えるようになった。

4月5日


 全くプレイしないトレーディングカードゲームが増えている。 
 来月は「名探偵コナン」のトレーディングカードゲームが出るらしい。
 もちろん、プレイする相手はいない。
 ううむ、せめて、SKE48かSTU48でトレカ部とか出来ないかなあ、と思う。
 自分がプレイできないなら、せめて、推してるグループがプレイしているところを観られたらいいなと。
 そういえば、櫻坂46の森田さんがポケモンカードを推していたような。
 自分対自分で対戦する時間もまだまだないが、今年中になんとかデッキを作って、プレイしてみたいと思う。


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