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推し事を着替えながら

 おはようございます。
 栄、覚えていてくれです。
 ついに音声ですら無くなってしまい、申し訳ありません。
 昨日、家に帰ったら、もう録れない状況で、今朝も難しそうなので、文字でお送りします。

 この番組は「いつも楽しく読ませていただいております。HoneyWorksプロデュースのアイドルグループ、『可憐なアイボリー』が只今全国ツアー中です。5/11青森、5/25香川、6/8大阪、6/22東京となっております。お近くの方は是非」、hiiriさんの提供でお送りします。hiiriさん、ありがとうございます。
 毎日、hiiriさんが応援されている可憐なアイボリーの曲を聴かせていただいているのですが、今日は現時点でのベスト3を挙げさせてください。

第3位

 始まった瞬間から、もっていかれました。

第2位

 歌詞の展開が秋元康的なストーリー仕立てになっていて、好きです。太鼓のメロディーも。

第1位

歌詞が素晴らしくて、なんとなくSKE48からソロシンガーになった加藤結さんに似合いそうと思ったら、実はコンサートの1曲目で歌っていたことを知って衝撃を受けました。似合いすぎでしょうと。

 さて、今日は、「ゆっくり推し事を考えるマガジン」のみなかたさんの記事について話させてください。

※まだ読んでない方は、こちらをチェック!

 いやあ、面白かった。
 まず、服と推し事の組み合わせという切り口が面白かったですし、着ている服の変化と推しているアイドルの現場の関連性を僕は連想しました。客席に座ってサイリウムを振ったり、コールをしたりする推し事が「ドレス寄り」のファッションだとしたら、スタンディングでジャンプしたり、写真を撮ったり、というスタイルは「ワークウェア」なのかな、と初読の時は考えました。
 ファッションに関して、ほぼ興味がなく。
 関西に住んでいた時は、フレッドペリーかミッシェル・クラウンのメンズしか買わない人間だったので( カタログのコンセプト文章が素晴らしいんです )、「ああ、着る服ってこういうジャンル分けがあるのか」とか「革靴を育てるって今までなかったけど面白いなあ」とか、ファッションレベルでの発見がありました。
 装飾美から機能美へという変化も現場の変化によるものなのかな、と思いましたし、その機能美の中にも推しの色を入れたり、ワッペンなどのちょっとした所属や遊びの要素を入れたりと、新しい探求の道が開かれていて面白かったです。ラストの方に出てくるゲームポケットも。
 推すことと着るもの。
 多分、着るものって、「くらし」側だと僕は思うんですよね。
 でも、アイドルの現場に行く時って、「ケの日」というよりは「ハレの日」側かなと思いまして。そうなると、アイドルの現場に行く時の服って「ハレの日」の服なのかな、ちょっとだけ「くらし」の外で着る服といいますか。
 アイドルの生誕Tシャツでは、最近は「普段使いも出来るようにデザインしました」というような方も増えていますが、「今回は機能美重視で、ジャケットをデザインしました。サイリウムが刀のように差せる右肩のポケット。チケットのQRコードが読み取りやすい右の手首のスケルトンスマホ収納口。そして、胸元のガローさん収納ポケット。さらに倉島杏実ちゃんが好きな『ワンピース』」108巻分(横112mm×縦174mm×108巻)が背負える横526,176mm×縦526,176mmの背負子。完全受注生産で受付中です!!」みたいな時代が来るかもな、と妄想が進みます。
 冗談はさておき、推し事と着るもの、みなさんはいかがでしょう?
 せっかくの機会なので、推し活の服についてじっくり語ってみるのも面白そうですね。

 ラストにみなかたさんに教えていただいたSW!CHさんのアルタイルという曲を貼らせてください。

「アルタイル」という彦星の星と「ベガ」という織姫の星が、頭上で輝いている中、地上では「僕」が「君」に会いに行くと誓う非常に立体的な歌詞だと思いました。
 しかも、甘い歌詞ではなくて、織姫と彦星は雨が降ると会えません。
 この曲って、いきなり夕立から始まっているんですよね。
 いきなり、「このままでは会えないかも知れない」と連想させられます。
 また、二人の間には「milky way」、つまり天の川があります。
 この曲が始まった時のフォーメーションはまさに天の川を挟んだ二人ですよね。
 さらにこの川のポーズに注目すると、曲中にこれを激しく動かしたような振り付けが出てきます。動画の3分42秒頃からでしょうか。今度はより激しい流れのように僕には見えます。しかし、その中心に歌う人を絶えず置くことで、3分55秒頃の前に出る振り付けが生きるといいますか、勇気を出してその天の川を超えようとする一歩を感じます。同じような使い方は、52秒頃で花火をイメージした振り付けでも感じます。
 友達や相棒で終わりたくない、という思いは1番では心の奥ではじけた花火のように浮かんで消えましたが、2番では「my meteoroid」、つまり、流星になっています( 直前の日光で日焼けしていたあの頃から宇宙の暗闇に光る君の光にあたる星を見ている今という光の変化も面白いです。指でなぞると星座線なんかも )。流れ星から願いが叶うと考えることもできますし、強い願いと考えることも出来そうです。サブの手の動きも「輝く」と流星のどちらにも対応してそうだな、と感じました。
 最後に川を挟んで二人が向き合って終わるのも、曲の開始時のポーズと対象的で素晴らしいです。下手側にいらっしゃった方が「会いに行くんだ」と最後に歌っていることを意識して観ると、また味わいが変わる気もします。  五月雨式にふと、思いついたことを書いてみました。
 多分、生で観るとまた違う発見があるかも知れませんね。
 特に照明と衣装については、何を持ってくるかで動画と印象がかなり変わるかも知れません。僕のベスト照明は開始4秒のところと、2分56秒頃の青い光のうねりです。 
 この曲、またMVを撮影したら違う味わいになるのかも知れませんが、春に発表することで夏が来るまでに曲が育って、7月7日や8月7日(旧暦の七夕)に野外ライブとかで星空の下で「アルタイル」を歌った時(雨上がりなら更によし!)、どんな景色を観客の方々は味わうんだろう、とふと妄想しました。

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