躁鬱な新米審神者のはなし

急にnoteを書こうと思ったのは、現状鬱に転じて死にかけな中で、刀剣乱舞だけは出来ていますという謎の報告を誰かにしたくなったからです。

誰でもいいから話を聞いてほしい、けれど今鬱すぎて誰とも喋りたくないので、文字にすることを選びました。今頓服のんでふわふわした状態で書いているので、オチも流れもありません。ただ、今現在「なんとか生きられているのは刀剣乱舞のおかげがでかい」という話をしたいだけです。(結論)


刀剣乱舞をDLしたきっかけはふたつで、

(1)好きな文字書き(この場合は二次創作の小説を書かれている方を指します)が急に刀剣乱舞の話を書いていて、読んでみたらめちゃくちゃ面白くて興味を持ったこと。

(2)抜丸くんの顔を一度見たら忘れられなかったこと。

それだけです。

(1)に関しては、まあそのまんまなので置いておいて。(2)の話をします。

きっかけは些細なことで、抜丸くんのお顔を見て「ねこみたい」という感想で興味を持ちました。

大昔、その昔、刀剣乱舞がDMMでリリースされ、何度かの大騒ぎがあったことで興味を失ったユーザーだったのですが、ねこのような、しかし他に例えるならば猛禽類のような、真っ直ぐな目が印象的。でもその目が長い髪に隠されているのがまた興味深く、抜丸くん可愛いなと思っていました。(しかしその頃読めなくて「ばつまるくん」と呼んでいました)

大昔のリリース直後には厚くんの顔が好きだったことを思い出しつつ、7月にわたしは緩やかに審神者になっていました。


わたしは双極性障害Ⅱ型という精神障害を長年抱えていて、薬も何度も変わってその度に体型が変わる愉快な生き物だと自分を認識しています。最近では3ヶ月で10キロ減り、急激な減量(ほぼ副作用と鬱で食欲がない)によりめまいに悩まされています。

20数年生きたことで人らしく振る舞っているだけで、日々希死念慮に苛まれ、急に死のうかなと思うような人です。

10代の頃は、それこそやれODだやれ未遂だを繰り返していました。入院と言われ大暴れしてそのまま気絶したり、なんだか人様に迷惑をかけてばかりの、恥が多いどころか「恥しかねぇ」という人生を送っています。

正直そんな過去を持つと、いい年して迷惑かけるのめんどくさいのでODとか未遂とかしなくなっただけで、みっともなくベッドの中で泣いているのは今も同じです。よく風呂に入れなくなって泣いたりします。文字にするとあらためて鬱症状ってバグだなって思います。

(どうでもいいですが、鬱で風呂久々に入る人はサボンのヘッドスクラブが一番効くのでおすすめです。髪のさらさら復活します)


わたしの鬱症状は小学生の頃からなので、よくここまで未遂しまくって生きていたな、と思う反面、それだけたくさんの方々に迷惑をかけ、命を長らえているだけの、なんだか死に損なっているだけの命なのだと思います。


さて、話を戻します。

わたしは普段緩やかにオタクをしています。ここまで生きてこられたのは、医療でもカウンセリングでもなく「好きな作品を見続けるために、とりあえず生きるか」という緩やかな希望と、それがないと死ぬというアホみたいな理由でした。


刀剣乱舞をDLして、運よく破壊のないイベントからスタートし、レベリングの楽しさを覚えました。幸いなことに、DL直後に鍛刀CPというものがあり、700の資材を打ち込めば様々なレアリティの刀と出会うことができました。その時のCPの方は来なかったけれど、どんどこいろんな刀と出会える機会は楽しかったです。

そこで「あ、この人(刀)好きだな」という人(刀!?)と出会えたので、本当にいいCPだと思います。わたしはすっかり一期さんにメロメロです。


刀たちと主(ここででは審神者を指し、同時にわたしを指します)の関係はひどく曖昧で、人や本丸によってそれぞれの力関係や信頼関係があるのだろうなと、曖昧な余白がうむ面白さを感じました。

星の数ほど本丸があるのならば、ひとつくらい頭も精神もバグだらけの審神者がいたっていいかな。そう思えるので、本丸の数だけ物語があるようなこの作品はやさしいなと思いました。固定主人公だとさ、自分と比較しすぎて辛くなるんですよね。あ〜そっか精神バグらないし幻聴幻覚ないよな(そりゃそう)てなるんですけれど、この刀剣乱舞ならば、わたしだけの物語ならば、そういう「主」がいてもおかしくないというか。いてもいいというか。うまく言葉にできないけれど、この本丸はわたしだけのものなのかなと思えるだけでまあまあ元気になれました。


彼らは乱舞レベル(同じ刀を複数集め、一つにすることで上がるレベル)により、こちら側に話しかける声が増えていきます。へ〜そんなこと喋ってくれるんだ、みたいな感じでいましたが、もし興味を持った抜丸くんや、好きだなと思った一期さんをはじめ「推し」ができてしまったら、どんどん手に入れて声を欲してしまうのだろうなと思いました。わたしめちゃくちゃ欲深いからさあ。

わたしの近侍は初期鍛刀(例えるならば「最初のガチャ」できた子です)の前田くんで、前田くんがたくさんお話ししてくれる(それだけ重なりやすい)ので、ラッキーだしハッピーだなという感覚でいます。

ところで一期さんを好きになった人みんな通る道だと思うのですが、やっぱり物腰の割に〜で「ほんとそうだよねえ」ってなりますよね。わたしはあの意外性にやられたんですが。そもそも物腰柔らかくて強くてかっこいいお兄さん、好きになるよ、そりゃあ。派手なのに穏やか。兄属性。めちゃくちゃ刺さります。

他にも兄属性の刀?っているのかな〜て思ったら、関係性オタクには刀剣乱舞無限に楽しめそうでワクワクします。とりあえず誰が誰のお兄さんで弟で、親戚なのか、自己紹介の時に名乗ってほしいです。

あと調べていたら近侍曲があって、一期さん大河ドラマ主演です見たいな曲でちょっと泣いちゃった。あれだけどうにか買えませんか。お金で買えない、それが刀剣乱舞・・・。(楽器についても今後調べたいよ。今は元気なくて無理だけど。)

さて、話の着地点が見えなくなってきました。

わたしは最近、長期間に渡りホテル生活を送っていたのですが、気が狂いかけてしまってバグのあまり頓服のみまくって、吐きまくって、知人と唯一繋がりのあるSNSを全て消しました。

全て消すのはよくあることなので、誰も気にしていないと思います。そもそも人というのは、他人にそこまで興味がないのです。わたしもそうです。でも、どこかで気づいて欲しくなっちゃうのは悲しい人間のサガというか。なんか、どうすればいいんだろうね・・・。この自分の不安と孤独を飼い慣らせないから、双極なのかもね。

そこで、「あ、誰も話を聞いてくれる人がいないや」と気づきnoteを開きました。

こんな自分語り、聞かせるのには申し訳ないし、でも誰かに聞いてほしいんだよね。だって、なんとか生きながらえているからさ〜。まるで友達に喋るみたいにだらだら書いちゃった。

で、最近抜丸くん鍛刀CPが来ました。


結果から言います。来ました。おめでとう。

ありがとう、お札。

ありがとう、遠征でたくさん資材をもらうみんな。

ありがとう、運。


想像よりも声が静かで、穏やかで、優しくて。ああ、いいなあ。こんな声だったんだねって思いました。なんかルーツが平家物語っぽい?(元気なくて調べてません。間違っていたらごめんね。)のが嬉しいです。わたしは平家物語がすごく好きで、あのさみしさがたまらなく「人」という感じがするんですよね。人はいずれ死ぬけれど、そこにロマンを重ねる古典が好きだよ。

古典大好きだから、抜丸くん嬉しいよ。

わたしの本丸、声が穏やかで優しいかみさまが多くていいな。もちろん声が大きい人も好きだし、自分自身が声大きいから親近感湧くんですけれど、鬱状態ひどい時って穏やかで優しい声の人に惹かれるんですよね。わたしは。


今の悩みは小判が全然ないことです。

たくさんあったんだけどね。京極ちゃんが来た時に、躁状態だったから寝ずに周回して小判使って全て蔵を数日で空っぽにしたので、小判がないんだよね。

新しい服を着てほしいのに、小判がないのか〜そっか〜と今はしょんぼりしていますが、同時に「服を買って、渡せる未来までとりあえず生きるか」ってなれました。小判集めしながら、なんとかもうちょっと生きてみるよ。


そろそろ終わりたいので着地します。

今鬱がやばいけれど、こうして刀剣乱舞楽しいな〜て話を出来るくらいにはまあまあ元気です。薬も効いているのでしょう。


わたしにはわたしの本丸があるように、誰かの本丸では誰かを救っているのだろうなと今日思いました。

審神者と刀の関係はよくわからないし、曖昧だな〜て感想なのですが、わたしの中で「わたしと刀」というテーマを考える楽しい余白を作ってくれてありがとう。

生きる理由をまたぼんやり増やしてくれた出会いに感謝いたします。もう一錠飲んで寝ます。じゃあね。

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