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習慣

6月下旬から3ヶ月間、とりあえず短文でも良いから日記を更新しようとほぼ毎日noteに記事をアップしておりましたが、10月に入ってから気が緩んだのか数日おきに更新するようになってしまい、習慣にはなり得なかったようです。
ざぬねぬ

昔々の大学時代。
まだデジタルカメラが世に出回る前の話。
初めて暗室でモノクロプリントをした時の衝撃。
バイトで稼いだ日々のお金を節約して、フィルムや印画紙を買っていた頃はカラーフィルムなんぞは金食い虫で、依頼がない限り使うことはありませんでした。
買うのはもっぱらFUJIFILMのプレスト100というスタンダードなもの(ACROSはまだ出てない頃)で、たまーに
(金が無いけどたくさん撮りたいっ!)
って時はコニカパンというムチャクチャ安いフィルム(画質は推して知るべしw)で撮っておりました。
カラーネガフィルムの場合は、現像用の薬品は大学の部室にはなかったのでラボに出さざるを得ず、現像代とプリント代で安いところでも600円前後はかかってましたが、モノクロなら部室にある薬品で現像も出来るし、プリントも出来るってな具合なので、経済的な理由も含めてずーっとモノクロを使っておりました。

不思議なもんです。

カメラにモノクロフィルムを詰めて出かけると、普通に視界に入るものがモノクロの世界に変換できるようになったんですよ。
自分でもびっくりしました。
スナップの名手、木村伊兵衛はその日つけたレンズの画角の目になるってエピソードはずいぶん後になって知ったのですが、僕の場合は世界を白と黒とグレーの階調で見ることが出来てたんです。

これは写真生活における「習慣」の1つなのかな思います。

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