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大事な、大事な、お話。


おはようございます!!おかりなです。
どんどん出発日が迫ってきましたね。今日を入れて後15日です。
1日ってなんでこんなに早いんだろう。
一週間ってなんでこんなに早いんだろう。
きっと半年間なんて、あっという間に終わっちゃう。
ふと、この半年間で自分に何を残せるのかなって思い始めちゃったんです。
今回のお話は少し重いかもしれない。つまらないかもしれない。
けど私にとって、きっとみんなにとっても大事なお話だから聞いてほしい。


ある日先生から渡された一枚の手紙。

いつものように学校に通って行動計画表を進めていたら
「おかりな、これ、よろしくな。」と一枚の紙を渡された。
それは学費の振込用紙でした。

ただでさえ旅資金でいっぱいいっぱいな私。
そこに書いてあった数字は当たり前だけど凄い桁で、

高校生の頃にパンフレットで見た数字と今、出発前に見た数字。
全く同じはずなのに、今の私には凄く凄く重くて。
いつもはお母さんに振り込んでもらってたんだけど
あまりにも数字が大きいので本人にしか振り込めないらしいのです。
もちろんお金はお母さんに手渡しでもらいます。とても重い、いろいろと。



あれ、私ってここにあるお金以上の価値になれたのかな

振込用紙には実習費やら健康管理費、施設費などたくさん書かれてて
その度に横に何桁もの数字が並べられてて。

「今まで何回休んだっけ。」「暗室にどれだけ入れたっけ。」
って1日1日を何て無駄に過ごしてしまっていたんだろうって辛くなった。

お母さんは昼から明け方まで仕事で帰って来ません。
私にとっては凄くかっこいいバーテンダーでもあり、カメラマンだけど
きっと疲れてるなんてもんじゃなくてきっと毎日が凄く辛いと思う。
だから次第に毎日話す言葉も少なくなってきちゃって。互いに遠慮して。


お金の話なんて真面目にしたことすらなかった。

そりゃもちろん、高校生の時「ここに行きたいんだ。」とは言った。
友達が「専門とか私立なんて行くぐらいなら就職しろ。」って言われてる中
お母さんはお金の不満なんて一切言わずに「いいよ」って言ってくれた。
それはきっと私が島の高校に行ってたから、お母さんも仕事が忙しいから
LINEで一言だけGOサインを貰えて今の専門学校に入ったんだ。

それに私も甘えきってしまっていた。


今の私にできること

でも今更気づいたところで時間は巻き戻ってはくれないし、お金も戻らない
ならせめてお母さんが産んで良かったって思ってくれるぐらい
最高の写真家になればいいんだ。結果で返してあげればいいんだ。
そして素敵な人と結婚して結婚式で手紙を読むときに
「ママ、私は幸せだよ。産んでくれてありがとう。」って伝えて
絶対ボロ泣きさせてやる。きっと私も泣いてる。一緒に泣こうね。



少し、長くなっちゃったけど、ここまで読んでくれてありがとう。
今、専門学校、大学に通ってる人、これから通おうとしてる人。
高校生だって中学生だって同じです。
あなたの1日1日はタダではありません。
お願いだから無駄に過ごさないで。
少しでもキラキラさせてください。
幸せに過ごしてください。
そしてここまで育て上げてくれた自分の両親には精一杯感謝してください。こんなちっぽけな私からのお願いです。



いつもありがとう、ママ。


See you later. また会おうね。

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