ぐっさんがゆく 特別編 この豚、実は……

こんにちは!
ぐっさんです。

2019年4月14日に開催予定の「沖縄取材報告会&ディナー」、これ、なんの取材報告かっていうと、うちのお店で出している豚が

シーラカンス級

なんで、育っているところを報告しつつ、みなさんに楽しんでもらおうって企画したんです。

ちょっと前、TwiPlaでざっくり概要を見てると思うんですが(↓コレ)


そこにさら~っと書かれているこれ

沖縄で生産される原生種の豚・今帰仁(なきじん)アグー

の取材と報告です。

そう。

この豚こそが、シーラカンス級なわけです。

僕が今やっているお店、BISTRO g3で提供しているのはもちろん、SUMIKA料理長時代にも今帰仁アグーは取り扱ってきました。

最初は、実はグルメな常連さんから「おまえの火入れで食べてみたい」って言われて取り寄せたんです。ここから、やり取りがスタート。

ちゃんと素材を理解したくて、生産者の高田さんのお宅まで行って調理もさせてもらったこともあるんですが、知れば知るほど、奥深い。

シーラカンス級なんて言ってみるのも、むかーーーしから沖縄の一部で生き延びてきた豚、ということ。

豚は、イノシシが人に飼われて外見含めた特徴が変わったもの。今回、報告会ディナーでもご提供する今帰仁アグーも豚なのに、イノシシの特徴があるんです。

それは、長~い時間をかけた変化の中で偶然、本当に偶然生き残った奇跡を食べるようなもの。その裏側に隠されたナゾとか、歴史とかもガッツリご紹介してゆきますよ!

「パクッ」と食べるその一口に、1000年、2000年の進化の歴史がギュッとつまってるわけです。

SUMIKA時代は、カウンター席で興味を持ってくれる方に断片的に語っていたけれど、自分としてもじっくり掘り下げたい。

あと、この話をいろんな方に伝えたいなと思って報告会をやろう!と決めました。伝えることで、この豚が後世に残せるって意味も。おいしく食べてくれる人がいないと、残りませんからね。

「へぇーー」って思った方。
「そういう話大好き!」って方。

報告会まで、不定期でゆるゆると情報をお伝えしていくので、ぜひnote見てみてください。

(とにかく、おいしい肉が食べれたらOK!って方にはつまんないかもですが……笑。めっちゃマニアックな内容を、これでもかと綴る予定です w)

お楽しみに!


2019年3/21現在、あと数席、4/14の報告会&ディナー申し込めますよー。興味あれば https://twipla.jp/events/370223 見てみてください。

いただいたお金は新しい食材の探求や、このnoteの食材の紹介の取材用のお金として大切に使わせていただきます。