私は今までそれほど特定のスポーツチームに入れ込んだことがない。だが、いつからかわずか12年しか住んだことのない松戸への思いが高まったことから始まり、柏レイソルファンになった。

ということで、早速7月の中旬、ホームグランドである柏市日立台の三協フロンティア柏スタジアムにてFC東京戦を見に行った。リザーブした席に着く。そこはなんと、柏の熱狂的サポーター席、いわゆる柏熱地帯というところの席のすぐ隣。そこのサポーター達に圧倒されたが、私は彼らに洗礼されていき私も熱狂的になっていく。

GKの中村航輔が目の前のグランドにて、試合前のエクササイズでボール取りをしている。こんなすぐ近くでW杯に出た選手を見れて私は大興奮していた。

試合が始まった。FC東京の選手の動きは、去年の試合の様子と売ってかわって機敏でボールにくらえつくガッツがあり、その勢いで柏を攻めていくので、柏側が危うい場面が何度かあった。その流れなのか起きてはいけないことが起きてしまった。柏の選手がオウンゴールをしかけ、それを止めようとした中村が飛び出し、その近くにいたFC東京の選手の膝が中村の頭に当たってしまった。中村は脳震とうを起こしてしまった。ボールはゴールへ。FC東京側側からもそしてレイソル側からも航輔コールがわきあがる。しかしその叫びもむなしく、タンカーで運ばれていった。

その後一点も入れられず、私のホームグランドでの観戦デビューは敗北を見るという結果に。でもこれからも柏レイソルを応援していく。「柏から世界へ」