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曲を作るときに大切にしていること

こんにちは
朝と夜がめちゃめちゃ寒いですね、Saiです。
記事の内容が寒くならないように気をつけます。

私が曲を作るときに大切にしていることが三つあります。
①言葉のハマりがなるべく絶妙になること
②曲調の明暗問わず、必ず光を一筋は差すこと
③キャッチーであること

絞り出せばもっとあるかもしれないのですが、
この三つについて今日はお話しします。

①言葉のハマり

過去の記事でも紹介した通り、歌詞がある曲において
言葉のメロディーへのハマりの良さは、とても大切なことだと思っています。
洋楽のメロディーと歌詞についてちゃんと研究できていないので、
世界の歌詞あり曲について言えることかどうかはわかりませんが、
少なくとも日本語の曲についてはそう言えると思います。

これは、作る上でなるべく絶妙なハマり言葉を探すことも楽しいので
もしかしたら趣味の領域の話なのかもしれないですが、
どちらかというと聞き手への優しさでもあるはずだと思っています。
「聞きにくい」より「聞きやすい」方がいいですもんね。
単に聞きやすいハマりの良さだと、すーっと曲が入ってくるとか
心地よいとか、そんなもんだと思うのですが
本当に絶妙な言葉を選べてると、歌詞でも感動できるポイントになると思うんですよね。
感動してもらうきっかけは逃したくないので、大切にしているポイントだということです。

②一筋の光

音楽って、非日常を味わえるものでもあるじゃないですか。
現実逃避とか、人によっては自分を鼓舞するための一曲があったり。
落ち込んでだときに、落ち込み切りたい!というような感じで
暗い曲を聞いて浸る人も多いと思います。
でも、そこでさらに落ちちゃって、なんか落ちて落ちて気持ちが良くなる人もいますけど、
私はそういうことを助ける曲は作りたくないんですよね。
綺麗事が言いたいわけではないのですが、
「希望がない」っていうのは、人生と一緒で悲しいことだと思うからです。

私が個人的に本当に好きな曲調って、
実は暗くて気持ち悪くて怪しぃぃぃ〜感じの曲なんですね。
だから好き勝手に曲を作ってた頃は、(今もそうだけど
なんのためにもならないただくらい曲をたくさん作りました。
それって何の気なしにやってる行いだけど、
曲自体を言葉で表せばただの「絶望」だと思うんですよね。
自分以外の誰かに、自分の曲で「絶望」を与えたくないということです。

これは自分以外の方々に曲を作る機会をいただく中で、
気づけたことだと思います。

③キャッチー

歌詞のこととかで、散々鋭角な意見を言ったかと思えば、
キャッチーとか言い出す…よくわかんないですよね。
でも本当に、J-popでは大事なことだと思ってます。
というか世界のPops音楽に言えるんじゃないか、と思っています。

だって、キャッチーじゃなかったらポップじゃなくないですか?

音楽のポップって、popular musicのポップだと理解してきたんですけど、
popularって、たくさんの人に好まれている、とかって意味ですよね。
シンプルに、たくさん聞いてもらいたいなら、キャッチーであるべきということです。
私は気持ち悪い感じとか、怪しい感じが大好きなので、
でもそれだけだと聞き手が聞くことに困ってしまって、(聞くことが大変で)
聞いてもらえないので
どんな曲調でもキャッチーさは意識します。
これって、メロディーがキャッチーであるだけでなくて、
なんとなく聞いてキャッチーであればいいと思います。
これ本気で言ってます。

安易にキャッチーなメロディーにしたり、
歌詞をわかりやすくしたりすると、
他の曲と被っちゃうんですよね。
個性がなくなったら色々やる意味がなくなっちゃいますから。

みんなも曲作ってみてね。


以上です。
ありがとうございます!

Sai

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