見出し画像

レビヤタンシステム 秘訣8 増し玉とトレーリングストップ

Awesome Oscillator(AO)とAccelerator Oscillator(AC)が同じ色を示している範囲をBill Williamsは「Zone」と名付けた。以下の記事ですでに解説してある。

上の記事は、MT4用のインジケーターを使用することを前提とした内容であった。今回の記事では、Trading View用のインジケーターを使う方法について書く。使用するのはLeviathan AOである。

Awesome Oscillator(AO)のヒストグラムが緑色のとき、Accelerator Oscillator(AC)も同じく緑色であれば、背景が淡緑色となる。

Awesome Oscillator(AO)のヒストグラムが赤色のとき、Accelerator Oscillator(AC)も同じく赤色でれば、背景が淡赤色となる。

淡灰色の背景は、AOとACの色が揃っていないことを示す。

つまり、Zone TradingのGreen ZoneとRed Zoneをオシレーターの背景色で判別することができるということだ。

Zone Tradingの知識があやふやなら、冒頭の記事を読み返していただきたい。Zone Tradingには、増し玉(Pyramiding)と戦略的手仕舞い(Trailing Stop)という2つの手法があった。

1.買い増し
Green Zoneが出現。つまり、AOが緑で背景が淡緑。
・その次のAOが緑で背景も淡緑なら、そのAOと呼応するローソク足の
 終値が、直前のローソク足の終値より上で確定したら、成り行きで買う。
・ヒゲは考慮しない。2本のローソク足の終値を比較する。
・背景が淡緑の状態で、緑のAOのヒストグラムが5本連続するまでは
 買い増してよい。
・AOがゼロラインの上か下かは関係がない。ヒストグラムと背景の色が重要

・2本目のローソク足の終値は、1本目より下だったので
 買い増しはしない。
・3本目~5本目のローソク足は、それぞれ直前のローソク足の終値より
 上で確定した(高値で終わった)ので、買い増しをする。
・5本目以降は、買い増しを控える。

2.売り増し
Red Zoneが出現。つまり、AOが赤で背景が淡赤。
・その次のAOが赤で背景も淡赤なら、そのAOと呼応するローソク足の
 終値が、直前のローソク足の終値より下で確定したら、成り行きで売る。
・ヒゲは考慮しない。2本のローソク足の終値を比較する。
・背景が淡赤の状態で、赤のAOのヒストグラムが5本連続するまでは
 売り増してよい。
・AOがゼロラインの上か下かは関係がない。ヒストグラムと背景の色が重要

・2本目と3本目と5本目のローソク足の終値は
 それぞれの直前のローソク足より下なので、売り増しする。
・4本目のローソク足の終値は、直前の3本目より上だったので
 売り増しはしない。
・5本目以降は、売り増しを控える。

3.ロング保有中のトレーリングストップ
・AOのヒストグラムが緑かつ背景色が淡緑が、5本連続したら
 5本目のローソク足の安値に逆指値注文でストップを置く。
・新しいローソク足が確定するごとに、SLを移動する。
・AOヒストグラムの色や背景色は考慮しなくてよい。
・増し玉の判断は終値ベースだが、SLはヒゲを含む安値に置く。

4.ショート保有中のトレーリングストップ
・AOのヒストグラムが赤かつ背景色が淡赤が、5本連続したら
 5本目のローソク足の高値に逆指値注文でストップを置く。
・新しいローソク足が確定するごとに、SLを移動する。
・AOヒストグラムの色や背景色は考慮しなくてよい。
・増し玉の判断は終値ベースだが、SLはヒゲを含む高値に置く。

追記


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?