新規事業研修終了しました

3月18日19日は、社内の新規事業研修の最終プレゼン日でした。去年は受講生として参加した新規事業研修に、今年はメンターとして参加させていただき、半年間走り抜けました。

プレゼンに関して言うと、本当に素晴らしい内容ばかりでした。みんなとても想いがあって、ユニークで、行動があって、事業性を感じられて、去年の自分のプレゼンだったら絶対に勝ち上がれないだろうなと思うような事業案ばかりで、感動したり、自分の無力さを感じたり。途中で「これは事業案だけではなく、みんなの人生を聞いているのだ」と感じるような、とても素敵な時間でした。

プレゼンの優劣はある、でも人生に優劣はない

受講生250名がグループに分かれ、その中から更に上位25名が発表し、ファイナリスト9名が決定するという発表会でした。

なので、プレゼン自体には優劣がつきます。選ばれる人と選ばれない人。でも先ほど書いたように、皆さんの事業案は、まさに皆さんの人生そのものでした。過去の辛い思い出、自分が好きなもの、感じている課題。ファイナリストになれなかった方達も、勇気を出して慣れないヒアリングをしたり、泣きながらプレゼンをしたり、この半年間想いを込めて進めていたことを大いに感じられるものでした。

プレゼンが終わった直後、ファイナリストに残れなかった方からご連絡をいただいて1on1をしました。もっとできたのではと悔しい、イライラする気持ちがある、でもイライラの正体がわからないと。その際にも伝えたのですが、ファイナリストに残れなかったからといって、皆様の人生の素晴らしさが失われてしまうわけではありません。

メンターとして接する中で、とても素晴らしい行動や事業案がたくさんありました。でも予選で落ちてしまった方もたくさんいた。全ての事業案に価値が溢れていて、みんなをファイナリストに持っていきたかったし、こんな素敵な方がいるんだと受講生全員に知っていただきたかった。でもそこまで持っていけなかったことは自分自身の力不足だと感じます。もっと強くならなければいけないんだと思いました。だって、皆さんのような素敵な方の力になりたいから。

ベストメンター

受講生250名に対しベストメンター投票も実施したのですが、30名ほどいる中でなんと同率2位をいただくことが出来ました。匿名なので誰に入れていただいたかはわからないのですが、選んで下さった方に深く御礼申し上げたいと思います。

その方の事業案を高いところまで押し上げられたかについてはまったく自信がないのですが、この半年間おちづさんの存在が鍵でしたとか、行動のきっかけでしたとか、嬉しい言葉を個別にいただくこともありました。

メンターになったばかりの時、価値がある人間じゃないとメンターになる意味がないのではと思っていました。でも、私も他のメンター達を見つめる中で、温かみや後押しする力とか、人を支える力に正解や定義はないんだということを学びました。

私が皆さんをエンパワーしなければならない立場なのに、悩んだ時に相談に乗っていただいたり、勇気づけていただいたり、皆さんにたくさんエンパワーいただいた半年だったように思います。本当にありがとうございます。皆さんが私に下さった嬉しいフィードバックを胸に、もっと強くなります。

挑戦し続けよう

この半年間を通じて、私自身も新しい挑戦を始めました。前半3ヶ月は毎日note、後半は憧れの人に会いに行くプロジェクト。でも、人から「やったらいいよ」と言われたことをやっていたらここにたどり着いていたと感じています。

noteで好きな人についてつらつら書いていくうちに、私は「挑戦する」人が好きなんだということに気付きました。私の好きな人はみんな、成功するかわからないとても無謀な挑戦をとても楽しそうにしているのです。

あぁ、成功者が好きなんじゃない。
挑戦者が好きなんだな。

だから私も、もっと楽しそうに挑戦しなきゃいけない。WILLもCANもわからなくて、自分の小ささに泣きたくなって(ていうか実際に泣いて)周りが眩しく見えて自分自身の素晴らしさが何かわからなくなるし、何なら自分自身に目を向けることもだいぶ怖いけど、でも、もっと楽しそうでありたい。

もっとシンプルに夢中になりたい。
楽しそうな人には惹きつける力があるから。

半年が過ぎて

半年の研修が終わり、自分自身は成長したのかなと考えますがどうなんだろう。自分の成長って、いつもよくわからない。

でも、素敵な人たちとの出会いがたくさんありました。これは本当。

たくさん時間をかけて色んな人とお話ししてきたこの半年は人生の財産だと感じます。今もたくさんの卒業生達とつながりお互いに支えてあっている中に、今回の受講生の皆さんが加わってくれたら、それは人生にとってとんでもなく価値のある宝物だなと感じます。

4クラスメンバー、1クラスメンバー、
ディレクターメンターの皆さん、
沼田さんをはじめとする事務局の皆様、
担当クラスじゃないのに仲良くしてくれたアカデミー生の皆様、
みんなみんな感謝しています。

ここからがまたスタート。
みんなでデカいことをやりましょう!

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