おちょこ口@1/14GLFes

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女の子同士の恋愛を題材としたビジュアルノベルを作っています。プロフはヒロインの美姫ちゃんです。 アダルト関係の記事を書くことがあるので、18歳以下の方はご注意ください。 投稿しているクリエイティブはいかなる理由があっても転用不可です。

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少女と罪 栞編 ~jalouse~ の小説まとめページ

本ページに、本小説についての簡単な説明と、各小説ページへのリンクをまとめます。 1. 本小説について 本小説は、現在制作中のビジュアルノベルゲーム(タイトル同じ)のシナリオと同じです。 他の小説サイトにも同じ内容を投稿しておりますが、小説として最後まで投稿するのは本サイトのみになります。 2. 本小説のゲームについて サークル「PurePurple」が制作中のビジュアルノベルゲームです。 C95 にて体験版を頒布予定です。 近いうちに製品HPを製作予定ですが、現在最も情報

    • A Privacy Policy of "野良猫さんの魚取り"

      ochokokuchi built the "野良猫さんの魚取り" app . This SERVICE is provided by ochokokuchi and is intended for use as is. This page is used to inform visitors regarding my policies with the collection, use, and disclosure of Personal Information if a

      • Fallen Maidens ~jalouse~ : Shiori's Story

        ochokokuchi built the Fallen Maidens ~jalouse~ : Shiori's Story app as a Commercial app. This SERVICE is provided by ochokokuchi and is intended for use as is. This page is used to inform visitors regarding my policies with the collection,

        • 経験値0から体験版を作り上げられた理由を考える

           どうも、おちょこ口です。  昨年末に体験版を作り上げ、当初目標にしていた二つのイベントでの頒布を無事終えることが出来ました。  声優さんの演技やBGMの出来、スクリプトの演出など、概ねスタートの時に描いたクオリティ以上のものになり、個人的には満足しております。  スタートを切った時は、シナリオ、イラスト、スクリプト、いずれのスキルもほぼゼロのノベルゲーム作成未経験者でも、半年間走り続けて、なんとか人に遊んでもらえる程度のクオリティで形にすることが出来ました。  まだまだ改

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        少女と罪 栞編 ~jalouse~ の小説まとめページ

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        • jalouse 開発記
          3本
        • 少女と罪 栞編 ~jalouse~ 小説版
          5本

        記事

          冬コミ疲れたけど寝る前に反省会

          おちょこ口です。 冬コミから帰ってきました。疲れがマッハですが、寝て全てを忘れる前に、今日冬コミに参加して良かったとこ、次は改善したいとこを纏めておきます。 自己備忘録的な内容なので、傍から見たら分かりにくい内容かもしれませんが、要点だけかいつまむと、 1 『このイベントで多くの人に知ってもらいたいのか、利益を出したいのかを明確にする』 2 『自分の作品とお客さんとの接点を常に意識する』 この2点を意識すると、机の陳列がより効果的なものになるかもしれません。 ====

          冬コミ疲れたけど寝る前に反省会

          体験版製作を無事終えた今、思いの丈を綴ってみる

          おちょこ口です。 なんでこんなペンネームにしたんだっけ・・・。 あ、そうだ、何かのネトゲ―で適当に付けたハンドルネームをそのまま流用して・・・。 このペンネームをつけて活動をし始めて、はや半年になります。 半年、『少女と罪 栞編 ~jalouse~』の体験版を作るためだけに走り続けましたが、一体何故作り始めたのかを、事故内省的に綴ってみたいと思います。 18年の5月まで、私は都内のそこそこ有名なソシャゲ会社でゲームプランナーとして勤めていました。 仕様を書くのは楽しいしワ

          体験版製作を無事終えた今、思いの丈を綴ってみる

          第一章 ”二人は出会う” 第三節

           母が戻って来ると私達が荷物を運んでいる姿に驚愕し、父を無慈悲に叩き起こした。  衣装ケースは父へと預けられた。  一人で飄々と担ぐ姿に頼もしさを感じながらも、自分たちの非力さを実感させられた。 「じゃあまた後でね、草壁さん」  そう元気に謂い放つと、口笛でも聞こえそうな軽い足取りで一人寮の方へと戻っていく。  この地に慣れ親しんでいる様子から見るに、やはり私より先輩なのだろう。  この寮では同学年と同部屋になると聞いているから、先輩と同部屋になる事は無い。  ほんの少し、残

          第一章 ”二人は出会う” 第三節

          第一章 ”二人は出会う” 第二節

           声の方へ振り返ってみると、初夏の風の正体は声の印象通りの、暖かな笑顔で立っていた。  綺麗なロングヘアの女性だった。  それに白いけれど白すぎない、健康的な肌の色。  背丈は私の方が少しだけ上だけど、彼女の雰囲気は決してそれを感じさせない。  木漏れ日に照らされて、うっすら栗色がかって見える髪。  小さい顔に、ぱっちりしながらもキリっとした、少し鋭い眼つき。  二重で茶色の瞳、長い睫毛、ほんのり桜色に潤んだ唇。  血筋の良さというか、生来の美少女を感じさせるその洗練され

          第一章 ”二人は出会う” 第二節

          少女と罪 栞編 ~jalouse~ 第一章 ”二人は出会う” 第一節

           何かの始まりというのは、期待に隠れるようにして、言葉に出来ない恐怖が背後に確かに存在しており、いつも私の心を蝕もうとする。  特にそれが初めて親元を離れることになる”新生活”なら尚更。  これから先に起こることを全て私独りで受け入れなければならないという、  漠然とした、だけど巨大な壁のように確かに存在する不安感に襲われそうになりながら、  自動車の後部座席で独り震えていた――――  私の名前は”草壁栞(くさかべしおり)。  遠くの学院付設の寮に入る為、ペーパードライバー

          少女と罪 栞編 ~jalouse~ 第一章 ”二人は出会う” 第一節

          少女と罪 栞編 ~jalouse~ プロローグ ”マリア様の噂”

          ――ねぇ、マリア様のステンドグラスの噂って、知ってる?―― ――うん。 マリア様にお願い事をすると、何でも願いが叶うってやつでしょ?―― ――でも願いが一つ叶う代わりに―― ――何か一つ、大切なものを失うらしいよ――  少女は夢(よくぼう)を抱く。  心に一度芽吹いてしまった小さな蕾を一生懸命咲かそうと、足掻き、もがく。  そしてついに少女は聖母様にこう謂う。 ――お願いですマリア様。 私の願いを叶えてください。 その為ならどんな代償も背負います――  そして少女は咲か

          少女と罪 栞編 ~jalouse~ プロローグ ”マリア様の噂”