中国深圳大芬村を歩きながら考えるコピーアートとアートの境界(前編)


半年前に海の日はどこか遠くに行こうと決めていて,予定を押さえておいたので遠出ができることになった.色々な事情で中国本土と香港とマカオに用事があったのでそれぞれ周りながら考えたことを書いていこうと思う.深圳の電気街レポはもうちょっとまとめるのに時間がかかりそうなのだけれど,先に興味深かった大芬村から書いていこうと思う.

旧くからの友人である高須さんにガイドを頼んで深圳をいろいろ見せてもらった.最大の感謝を高須さんにしつつ,これから数記事かけて考えたことをまとめていこうと思う.

大芬村は深圳南部でタクシーを使って数十分くらいの時間でたどり着く.日本のメディアでも贋作の村として紹介されることもあるが,贋作ではなく複製画の村という方が正しい言い方だ.いわゆる国の発展とともに生まれる装飾的な絵画需要を満たすためにできた集落という考え方が一般的だろう.新築したときに壁に飾る絵画や贈答品としての絵画需要を満たすために安くて手頃な絵画を描くエコシステムが存在している.街の中を旅しながら様子を眺めていこう.

この続きをみるには

この続き:1,497文字
この記事が含まれているマガジンを購読する
落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

いつも応援してくださる皆様に落合陽一は支えられています.本当にありがとうございます.

落合陽一です! ありがとうございます!!
35

落合陽一

メディアアーティストで光や音や物性や計算機メディアの研究をしているような感覚的物書きで博士持ちのスナップシューターです.多様性社会を目指す波動使いの准教授.プロフ写真は©︎TAKAY

落合陽一の見ている風景と考えていること

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集

コメント6件

需要と共に変化を厭わないような活気のある風景ですね。一昨日、ちょうど映画スワロウテイルを観たことを重ねると変化しないモノの良さも同時に感じます。これから作られる歴史の原画でもあり、ノスタルジーでもあるような。足を運んでみたいです。
写真と文書のマッチング。素敵です。写真は記憶の中にある景色みたい。新しい表現をするアーティストは出てくるのでしょうか?見ていきたいです。
うらやましいくらい生きてますね!試行錯誤を繰り返し、未熟でもアウトプットする野蛮さ(ほめことば)にグッときてます。渦中、進行中に猛進し続ける恍惚感を想像しつつ、、今後どのような変遷をとげていくのか、わたしも興味が湧いてきました。野蛮的熱気を伝えてくださり、感謝です。
おお
コピーアートが圧倒的成長によって、アートにたどり着く
中国が次世代技術で圧倒しているように
その際の、西洋の言い分というか言い訳というのも、
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。