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創業計画書の作りかた〜弊社の創業計画書公開:vol.1 自分の土俵を知る

沖縄で経営コンサルタントとして起業し半年が過ぎました。おかげさまで、県内売上高トップ10に入る企業様からのコンサルティングをはじめ、既存企業様からの契約更新も頂戴し、ビジネスは軌道に乗り始めています。
ブログを掲載しているホームページのアクセス数も上がっているので、Googleに「沖縄 経営コンサルタント」と入れて検索してみると弊社の名前が上位に挙がるようになりました。その上下を見ると、会社広告だったり、沖縄の公的機関によるコンサルタント紹介サイトや、コンサルタントへの転職&求人サイトだったりするので、実質は沖縄ナンバーワンと考えてよいかと…。

ぶっちゃけて言うと、この状況は、思い描いていたゴールイメージの一つで、実現させる自信もありました。なぜかというと、起業するときに作った創業計画書にその方法も含めて具体的に明記していたからです(思ったよりより早く実現して驚いてますが)。

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創業計画書をインターネットやビジネス書で調べると、その雛形や作りかたが沢山載っていますが、その殆どはこんな感じではないでしょうか?(出典:日本政策金融公庫)

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……自分の夢や目標、生活を賭けてやるビジネスの創業計画書としてあまりに大雑把で無味乾燥過ぎるとは思いませんか?(もちろん銀行からお金を借りるには必要ですけど)

・なぜ、自分はそのビジネスをするのか?
・顧客価値は何か?他社とどう違うのか?
・いくらで売るのか?どうやって稼ぐのか?
・どう成長し、市場や社会にどう貢献するのか?

起業をすると、お客様から仕事を頂いたり、周囲から協力を得るために、こういった話をする機会が沢山あります。特に、築山が生業としているコンサルタント業は、一部の残念な方々が原因で「怪しい職業ナンバーワン」と言われています。少なくとも、築山にとっては、この創業計画書をしっかり作って行動したおかげで、冒頭に述べたような今の状態が実現しているのは間違いありません。しっかり作られた創業計画書はそれだけでビジネスの営業ツールになります

最近では、企業だけでなく、コンサルタントになりたい方や起業したい個人の方から創業計画書の作りかたの相談を頂くことが多くなりました。また、起業はしなくても、会社の管理職やマネージャーとして成果を求められている方々にとっても事業計画書は重要です。そこで、弊社の創業計画書を公開して説明します。後に詳しく説明しますが、ざっくりこんな感じです。

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ボリュームがあるので四つのパートに分けます。
・vol.1   自分の土俵を知る
・vol.2  自分の闘いかたを決める
・vol.3  自分の稼ぎかたを決める
・vol.4  事業計画書を作ることのメリット

一記事¥600です。知りたいところだけ「つまみ食い」して頂いても結構ですし「マガジン」で全四記事を一括購入して頂くと一記事あたり¥500になります。


vol.1 自分の土俵を知る

創業計画書の冒頭に必ず来るのは市場分析です。自分が商売をしようとする市場は、今どうなっていて、この先どうなるのか?
起業後のビジネスが上手くいかない理由は、そもそもこの市場分析が甘いという場合が多いです。そうならないための市場分析のポイントは以下です…

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