3/15のゆでたまご日記

さてこれはどのくらいサスティナブルなんだろう?サーキュラーなんだろう?リジェネレイティブなんだろう?と日常のふとしたときに問い続けては検索し首をかしげる日々です。

最近では、①オートミルク

名前の通りオート(オーツ麦)でできたミルクのパッケージに「Better for your coffee. Better for the planet.」と書いてあり、どういうことだべと調べた。


画像1

すぐBBCの「Climate change: Which vegan milk is best?」という記事がでてきた。数あるヴィーガンミルクのなかでどれが一番気候変動への不可がかからないのかというトピックである。

記事を見ればわかるとおりでオーツ麦は成長過程で水もあまり使わない、土地使用率も二酸化炭素排出も低い。とても省エネな作物という面で、環境不可がかからないという。

スクリーンショット 2020-03-15 22.34.11

この図を見ていてわかることが、米は水耕栽培なので水をたくさん使用してしまう、大豆の二酸化炭素が多いのはなぜだろう?ともうちょっと深くみてみると、①大豆は調理してからじゃないと食べれない&豆乳にならないという点で加工の過程でのCO2が懸念②さらに近年の大豆需要の増加によりアマゾンでは熱帯雨林を伐採し大豆畑にしている(パームオイルと一緒!)なので、環境不可かかりまくっているそうだ。まあ後者は海外のケースなので国産大豆であれば問題はないです。

とにもかくにもオートミルクは環境に優しいということがわかった。が、そもそも国内生産されていないので、イギリスやアメリカから出荷された場合、カーボンフットプリント的にはどうなのだろう。

②キヌア

最近は家でご飯を作ることが楽しみでしょうがない私。キヌアを茹でながらふと「キヌアは健康食だけど環境にはよくないのでは!」と思い、調べてみると、でてくるでてくる。 2013年には国際連合食糧農業機関が「International Year of Quinoa」を宣言。積極的に日々の食事に取り入れるべき作物として紹介されたキヌアだが、アンデス山脈一帯が原産で、インカ文明の文献にも紹介されているほど、この地域において文化人類学的にも重要かつ長年親しまれてきた穀物。今スーパーフードとしてアメリカ、ヨーロッパ、日本でもヘルシー系のカフェやレストランで使用されまくっている結果、価格が高騰し、現地の人が育てているのにも関わらず食材として手が届かない状況になっているらしい。しかも金儲けによる森林伐採も問題に。そして原産国がまだこのエリアに限られているので、カーボンフットプリント的にもアウト。 SPACE10の料理本「FUTURE FOOD TODAY」にはアボカドトーストの代替品として豆とアスパラのスプレッドが紹介されていたが、キヌアも必要。というかスーパーフード全体において必要。。。!


栄養過多といわれている現代人、キヌアなくてもきっと生きていけるよ。日本にはヒエやアワやキビもあるよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?