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USB PWM Adaptor for LPC810 Prototype

USBに繋いで使用するFanをPWMで風量制御するAdaptor

USBに繋いで使用するFanはちょっとした風がほしいときに便利、しかし風量が調節できないので不便。
マイコン(今回はLPC810FN28)でPWM信号を作りFETで駆動して制御しています。

入力:USB(電源のみ)、タクトスイッチ2個(Up、Down)
出力:USB(電源のみ、GND側をFETで駆動)

使用したUSB接続のFan
TIMELY USBファン BIGFAN120U for Men
出典- http://www.groovy.ne.jp/products/accessory/goods_fan.html

開発手順

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mbed LPC1114FN28使用しブレッドボード上で開発を開始。
開発環境はmbedライブラリを使用
mbedオンラインコンパイラは使用せずにライブラリファイル等をエクスポート、MDK-ARMでPC上で開発+デバック。

デバックのためキャラクタ液晶も使用しています。
PWM周波数は50kHz程度あれば異音もなくスムーズにFanが回転することを確認。

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mbed LPC1114FN28で一通りの動作を確認できたためLPC800MAXへ移植
同様に動作すること、LPC810のFlashサイズに収まることを確認。

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LPC810へ移植
SWDを使用するため使用できるIOは3ポート
スイッチに2ポート、PWMに1ポート使用する。

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ユニバーサル基板でPrototypeを作成
書き込みにはトラ技ARMライターを使用した。

作って使ってみた感想。

最弱のそよ風から、風呂上りに最適な大風量まで使える良いガジェットができました。

この記事は

この記事は 2014/07/23 に ものづくりログ へ投稿した記事をnoteへ転記しました。