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#1083 脳は自分にウソをつく~偏った思考で腰を重くしないために~

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

3月8日、国際女性デーに合わせたVOICYさんの特別企画!

3月4日、一週間がスタートしました。
今週は、3月8日が国際女性デーということで、Voicyさん全体の中でも国際女性デーにちなんだ特設ページを開催して、『 #思い込みに気づいた瞬間 』こんな企画を全体で展開されるということです。
このスペシャル企画に私も声をかけていただきまして、両立サプリチャンネルで3月6日にスペシャル放送と題した企画を配信させていただきますので、皆さん、よかったらいつもの視聴ルーティンの中で聴いていただけるとうれしいです。
ちょっとスペシャルなVoicyさんの企画、そして放送のお届けは、3月6日水曜日です。

3月の90分腹落ちセミナーのテーマは1on1

そしてもう一つ、今日はお知らせをさせてください。

続きはぜひVoicyでお聴きください。

#重い腰をあげる

今日の放送は、Voicyさんのハッシュタグ企画、『 #重い腰をあげる 』をテーマにお届けをしたいと思います。
重い腰を上げるというぐらいですので、私たちは重い腰があがらないものがありますよね。
宿題をやらなきゃとか、レポートを書かなきゃ、こういったものもあると思いますし、転職どうしようとか、キャリアについて考えなきゃとか、〇〇を決めなきゃとか、人によってテーマは違えど重い腰があがらないものを、誰しも一つや二つ、抱えているんじゃないかなと思います。
皆さん、自分なりの腰のあげ方みたいなものも、自分に合ったものを持っているんじゃないかなとも思いますが、いかがでしょうか?
例えば、目的から考えてみるとか、とにかく書き出してみるとか、重い腰があがらないものとの付き合い方も、人生30年とか40年がたつと、たぶん試行錯誤をしながら自分のパターンだったらというものを、いくつか持っているんじゃないかなと思います。
なので、それでいいじゃんというところもあるんですけれども、今日はこのテーマについて私自身がこれまでの試行錯誤を含めて、どんなことを考えているか、小田木所感ですけれども、お伝えしたいと思います。
その中で何か皆さんなりのやり方にプラスオンができるものがありそうでしたら、もらってもらえればと思います。

「やりたくない」と思うと、やらない理由を探し出す、、、ありますよね

私は、重い腰があがらないというテーマで考える時に、これを結構大事にしています。
何かというと、頭の中だけで考えないということと、感覚だけに頼らない。これをめっちゃ大事にしています。
頭の中だけで考えない。感覚だけに頼らない。
なんでそう思うかというと、どういう言い方をするのが一番伝わるかなと思うんですけど、ちょっと私なりの表現ですが、別に脳科学とかは一切関係ないので私なりの表現でいくと、脳って自分にウソをつくと思うんですよね。
脳は自分にウソをつく
もうちょっと言い換えると、脳は自分のために動くんですよ。
さらに分かりやすい言葉でいくと、自分が考えたいように考える。だから頭の中だけで考えたり、自分の感覚だけに頼っちゃうと、かなり偏った動き方をするなと思います。
そう思いませんか。
例えば、何かやりたくないことがあるとするじゃないですか。「うわ、嫌だな、なんかやりたくないな」もちろんその感性も正しいかもしれないですけど、やりたくないなって思うと、当然ですけど、私たちの脳はやらなくていい理由を私たちのために探してくれるんですよね。けなげですよね。もはや。
例えば、やりたくないなって思ったら、忙しいから仕方がないよとか、私はこういうのは苦手だしなとか、そもそもそんなにやりたくなかったんじゃない?とか、私の問題じゃなくて、これは会社の問題だよなとか、やっても仕方がないとか、逆にまだやらなくても大丈夫と、要は自分を安心させるためにやらなくていい理由を探してくれちゃうんですよね。
今はやりたくないと思っていた時にやらなくていい理由を探すと、これと同じように、今度はやらなきゃなと思うことについては、やるべきだという理由も勝手に探してくれちゃうんですよね。
例えば、資格を取らなきゃとか、副業をやらなきゃとか、やらなきゃと思っていると、みんながやってるしやらなきゃとか、それをやることを期待されているしやらなきゃとか、やらないと認められないからやらなきゃいけないみたいな感じで、それをやるべきだという理由も探してきてくれちゃう。
こうやって聴いてみると分かるように、かなり偏っていますよね。
さらに、頭の中だけで考えていたり、感覚だけに頼って出てくることなので、あんまり根拠がないことだって多々あるんじゃないかなと思っています。

頭の中だけでは考えない、感覚だけに頼らない

もちろん感性が大事だという部分もあるので、全否定をするわけじゃないんですけど、でも、重い腰があがらないとか、なんか気乗りしないとか、そういった感性的なものを、あんまり感性だけで決めちゃいけないシーンってあるじゃないですか。それなりにインパクトのある決断をしなきゃいけない、そういう時って、もしかしたら頭の中だけで考えたり、感覚だけに頼って偏った判断をしちゃうと、あとから「うわ、しまった」ということだってあるわけじゃないですか。
そういう時にどうしたらいいかですけれども、小さく動いてみる、私はこれに尽きるなと思います。
いきなり右か左か選んで、そっちに突き進むしかないというのは、やっぱりちょっとリスキーですよね。
なので、小さく動いてみる。試すとか、実験してみるとか、そういう感じですよね。
例えば、最終決断をする前に具体的な説明を聞いてみるとか、現場を見てみるとか、人からフィードバックをもらうとか、「おためし」みたいな言葉がありますけれども、体験できる機会とか、試せるような場所があるのであれば、まずはそこまで動いてみるとかですよね。
副業だとか、そういったものにしても、やる前からやるべきかやらないべきかと考えても、答えなんて当然出ないので、具体的に小さく試してみる。
どういう選択肢があるのか、情報収集をしてみるとか、それだけでやっぱり全然違うと思います。
動いて得た情報とか、やってみての体感値というのは、当然頭の中だけで考えたことや、自分だけの感覚や想像よりも、ずっと事実に近いですよね。
それをもって判断してみる。
こういったことができると、重い腰があがらないという感覚そのものを、もうちょっと自分に近い形で、重い腰をあげるのかあげないのかとか、もしくはあげるとして、どういった決断をするのがいいのかということが、自分なりに決められるんじゃないかなと思います。

ちなみに、宿題をやらなきゃいけないとか、レポートを書かなきゃいけないとか、こういった作業的なものは、小さく動いてみる=5分間手を動かす。これに尽きますよね。
5分でも手を動かすと、体が乗ってくる。
脳の作業興奮という状態にできるので、動く前にうだうだ考えるよりも、まずは小さく動いてみよう。そのぐらいのサイズ感もめっちゃフィットするんじゃないかなと思います。

ということで、重い腰をあげるにはという観点で、頭の中だけでは考えない、そして感覚だけに頼らない、それに対して小さく動いてみようという話をさせていただきました。
それなりにインパクトのある決断は、具体とか事実とか、適切に評価できるための材料集めを小さく動きながらしてみよう。
こんな感じの話でした。

最後までお聴きいただきありがとうございます。
自分のために動いちゃう、考えたいように考えようとさせてくれる、そんな脳の玉に瑕な部分も含めて、うまく付き合えるようになろうよ。そんなふうに考えられるといいかなと思っています。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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