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#741 好印象は仕事の成果を左右する

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、とにかく楽しいから続く、仲間と一緒に変化を実感できるオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も、新しいタイトルコールで一週間がスタートします。
先週は、「続ける力」がテーマの放送をさせていただきましたが、とにかく「楽しい・おいしい・気持ちいい」が大事だよということで、タイトルコールもそんな側面を切り取ったものになっております。
「とにかく楽しいから続く」今週はそんなタイトルコールでお届けをさせていただきます。

#好印象は作れる

今日の放送は、Voicy全体で展開されているハッシュタグ企画にもとづいて放送させていただきます。
今週のハッシュタグは、『 #好印象は作れる 』。
こちらのハッシュタグをテーマに据えて、今日は「好印象は仕事の成果を左右する」そんな私なりの考え方を共有させていただこうと思います。

ちなみに「好印象」ですが、結構いろんなイメージを持つキーワードですよね。
あなたは相手の好印象を何で評価しますか?
私も、何で評価しているかなと思うと、まず、笑顔だとか身だしなみがパッと頭には浮かぶのですが、でももう少し総合評価をしているなという気がしませんか。
例えば、態度だとか、雰囲気だとか、姿勢そのものだったり。
これを純粋にビジュアル・視覚として目に見える部分と、あと、全体の雰囲気から総合的に感じ取りながら、相手の印象を無意識に評価しているんじゃないかなと思います。
なので、パッと見た目の第一印象もすごく大事だけれども、割りと総合評価をしているな。
例えば、「ごめんね」というキーワードがあるじゃないですか。
「ごめんね」も、「ごめんね(心がこもった)」と聞くのと、「ごめんね(軽い感じ)」で聞くのと、言葉は同じだけれども、受ける印象が全然違いますよね。
なので、言葉とかそういったもので取り繕うとしてもできない、いろんな観点から総合評価をされているのが、印象というものだなと思います。

今日の放送のテーマは、「好印象は仕事の成果を左右する」ですが、何よりも私自身がそう思っているというところなのですが、印象を良くするかどうかは、良いに越したことはないと、そのぐらいのレベル感でとらえられてしまったり、そこが本質じゃないよねみたいな感じで、とらえられるケースもあると思うのですが、私はこれも仕事のど真ん中じゃないかなっと思っています。
印象の良し悪しというのは、おまけでもないし、もっと言うと、「そこは個人のいろんな価値観だよね」という、個人の価値観とかポリシーの話ではなくて、印象をきちんとコントロールするというか、良くマネジメントすることそのものが仕事じゃないかなと思っちゃったりもしています。
なので、仕事で成果をあげる上で欠かせない大事なピースの一つ
そんなとらえ方をしています。

「相手や仲間からいかに引き出せるか」は、印象次第

どういうイメージか、皆さんに想像しながら聴いていただいてもいいですか。
「好印象が仕事の成果を左右する」それはなぜかですが、印象というのは、相手や仲間からいかに引き出せるかに直結していると思います。
どのぐらい引き出せるか。
要は、仕事の成果であり、パフォーマンスですよね。
これは印象次第だと言っても、たぶん言いすぎではないんじゃないかなと思うんですよね。
例えば、1on1でコミュニケーションをとる時に、この人に話そう、伝えようと思ってもらえるかどうかって、相手がどんな態度や雰囲気や姿勢であるかに完全に引っ張られると思いませんか。
ミーティングにしても、「気付いたことを言ってみよう」「相談してみよう」も、ファシリテーターの印象だったり、一人一人の印象が総合してミーティングの雰囲気というものが、結構大きく左右するんじゃないかなと思います。
もっと言うと、一見そうは見えないけれども、これもいかに引き出せるかの話だよと思うのが、例えば、オープンセミナーなんかを想像していただければと思うのですが、一般的には、セミナーだと、登壇者や講師がどういった印象であるかに目線が向くのですが、実はセミナーは、参加する側がどういった印象かが、実は話者からどれぐらいの場へのコミットメントだとか、想定以上の情報を引き出せるかに結構影響していると思うんですよね。
分かりやすく言うと、リアクションがまったく見えない中でしゃべると、たぶんしゃべる準備をした内容をお伝えするにとどめると思うのですが、ここにリアクションや参加者の積極的な姿勢が見えたときに、最大限に渡してあげようと話者が感じながら、参加者としては想定以上の情報を引き出せて得られるかどうかは、実は参加者の印象や姿勢に結構影響を受けてたりすると思うんですよね。
あと、例えば、提案を受ける側として、その場に参加をするとするじゃないですか。
でも、提案を受ける側がいっさい自分の情報を開示せずに仏頂面で参加をすると、たぶんそこから引き出せる提案内容は、準備されたもの以上にはならないと思うのですが、提案を受ける側が、そこに対しての本気の姿勢だとか関心を示せば示すほど、準備されたもの以上の情報だとか、相手のコミットメントを引き出せる。
これも、相手からいかに引き出せるかというところに影響すると思うんですよね。
印象や姿勢の力だと思います。

そのように考えると、仕事の成果を左右する、一定の時間の中で最大限に引き出せるか、相手と連携して最大のパフォーマンスをそこに生み出せるかどうかは、かなり印象が影響する力が大きいんじゃないかな。
なので、好印象を作る、印象から引き出せるようになると、仕事の成果というのは、まさに一人で生み出せる以上のものが生み出せるような仕事になっていく。
そのど真ん中が、好印象じゃないかなと思っています。

だから、好印象でいるかどうか、個人の価値観でジャッジするというよりも、そういった印象を作り出して相手からひきだすことが、仕事そのものだと言えるんじゃないかなと思っております。
これがゼロをプラスにしていく部分ですよね。

印象が悪いと、マイナスでしかない

でも一方で、マイナスはないんじゃないかと思われるかもしれないですが、印象で引っかかる場合は、マイナスでしかないと思うんですよね。
例えば、議論が本論からずれていくとか、本当に大事なことに集中できないという状況は、実は印象がかなりのインパクトを及ぼしているんじゃないかなと思います。
例えば、こういうケンカってありませんか。
議題は全然違うけれども、その言い方にカチンときて、「なんで怒ってるの?」「いやいや、怒っていないし」こういうやりとりがすごくありますよね。特に家庭で。
あと、仕事においても、「この人は本当にやる気があるのかな?」と感じた瞬間に、仕事の本題・本論ではなくて、そもそもの姿勢だとかスタンスに視点が向いてしまって、本来集中すべきことに集中できない状況を、お互いに生み出してしまう。
そういう意味では、好印象というのは、なければゼロで済むどころか、マイナスにしかならないと思っているのですが、皆さんはどう思いますか。

ということで、私自身は好印象をマネジメントするというのは、もはや仕事の一環なので、個人の価値観も一切脇に置いて、仕事としてとても丁寧にやっているし、大事にしている。これはまだまだ工夫する余地があるなと思って、真摯に向き合っているスタンスでおります。

他者が自分をどう見ているかを知ることが好印象を作る近道

最後に、どうやって好印象を作っていくのかですが、これはすごく簡単。
フィードバックを受けるのが一番だと思います。
自分の印象を自分でジャッジしても、実態と違うケースがあるんですよね。
自分が自分をどう見ているか?と、他者が自分をどう見ているか?は、どんな人でも、もちろん私も、ギャップがあると思うんです。
なので、自分の印象を自分で判断してもあまり意味がなくて、他者が自分をどう見ているかを知ることが、何よりも好印象を作っていく近道で、これをすればよい。
その手段がフィードバックを受けること。
「私は客観的にどう見える?」これは、なかなか答えにくいかもしれないですが、第三者の立場で率直に言ってくれる仲間だとか、上司、信頼できる相手を作っていくことが欠かせないと思いますし、もっと簡単なのは、オンラインで仕事をする中だと、自分がどういった表情でその場にいるかが、画面で見えるじゃないですか。
視覚のフィードバックがすごすぎるという話なのですが。
これなんて、自分でどう見えるかの評価ではあるのですが、完全に第三者の視点で自分を見ることができるので、ここで受ける印象をもとに、きちんと自分の印象のあり方をチューニングしていく。
これがすごい大事で、それでいて手軽な手段になるんじゃないかなと思います。
とにかく、好印象を作る一本道は、他者が自分をどう見ているのか、その視点に立ったり、そのフィードバックを受けてチューニングしていくこと。
ここじゃないかなと思っております。

過去放送『「自分のことが分かっている人」への道』も聴いてみて

ということで、今日は『#好印象は作れる』から好印象は仕事の成果を左右するから大事な仕事と思ってやるのが一番じゃない、なんていう話をさせていただきました。
では、具体的にどうやるのという部分は、ちょっとボリュームが小さかったかもしれないですが、過去放送『#376 「自分のことが分かっている人」への道』がありまして、ここに今日の放送の最後の部分に出てきた「自分が自分をどう見ているか?」と、「他者が自分をどう見ているか?」ここのバランスをとることが大事だよという具体的な話もしておりますので、テーマに関心のある方は、こちらの放送も聴いていただければと思います。
チャプターにリンクを貼っておきます。

最後までお聴きいただき、ありがとうございます。
改めて、今日の私に効く両立サプリは、気合い・根性・長時間労働型の働き方を変えるヒント、チームでの仕事の景色がますますよくなるヒントを、いろんな形で聴いてくださる方の質問も交えながら配信させていただいております。
もし面白いなと思っていただいたら、フォローしていただいて、ぜひお役立ていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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