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#1043 変化の過程で起こること(現場からの体験レポート)

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

自分の時間ができるタイミングがくる

昨日、私はちょっと感慨深い思いをメンバーとの雑談の中で感じまして、それを最初に紹介できればと思うんですけど、メンバーの大椨さんと、そしてこのチャンネルでもおなじみのリナさんと3人で話をしていまして、「週末、どうだった?」と、ミーティングの前にそんな雑談をしていたんですよね。
そしたら大椨さんが、まだお子さんが小学校低学年以下で小っちゃいんですけど、「週末は子どもがべったりで、あっという間に過ぎていって、なんならちょっと違う疲れが残ってるぐらいです」そんな話をしてくれたんですね。
そうしたらリナさんが、リナさんの家は下の子がもう小6かな、兄ちゃんは中学生みたいな感じなんですけど、「私は昨日は一人でしたよ。子どもは部活とお友達とお出かけに行っちゃって、夫はゴルフ、一人時間を満喫したよ。」そんな話をしまして、私はリナさんの家よりももう一年後ろにいるので、子どもは一緒にいるけれども、自分の時間もそれなりにあるというステージなんですよね。
なので3人で話をしたのは、大椨さんのステージは実はそんなに長くないよ。終わりが来るよ。ずっと一緒にいた時が信じられないぐらいに、自分の時間ができるタイミングがくる
今はその真っただ中にいると、そんな時間が来るなんて、もしくはそんな生活があるなんて想像がつかないかもしれないけど、確実に必ず変わっていくよね。
そんな話をして、私も確かにそうだなと。
例えば、大椨さんと同じような状態のときは、こういう状態がこの先もずっと続くのかな?と思っていたけれども、過ぎてみたら、その一コマ一コマがワンステージでしかなかった。ステージが変わっていくんですよね。
子どもとの関係性、時間の使い方、その中での自分の関心、ずっと変わり続けてきているし、たぶんここからも変わっていくんだろうな。
そんなことを感じた一コマでした。

明日1月18日は90分腹落ちライブ!テーマは、対話型リーダーシップ


そして、雑談からスタートしましたけれども、本題に入る前に、今日はお知らせをさせてください。

続きはぜひVoicyでお聴きください。

いろいろ試行錯誤をしている状況

今日の放送は、変化の過程で起こること(体験談)ということでお届けをしたいと思います。
話のネタは、私の近況を現場からのレポートということでお届けをしたいなと思います。
おそらく具体的な事象は違えど、同じような変化の過程にいる方、そして今から変化を起こそうとしている方もいるんじゃないかなと思いますので、そんな方の一つの参考や、そういうもんだよねという心の荷物をおろすことにつながればなということで話をさせていただこうと思います。

私の近況ですけれども、まず大きな流れからいくと、以前にこのチャンネルでもお話ししましたけれども、昨期、細かい事業年度としてのいつからいつまでというところは割愛しますので、ざっくり去年ぐらいな感じで読み解いていただければと思うんですが、去年、私たちは事業上大きな大きな転換点を迎えることになりました。
迎えるというよりも、決めてそうしたというところがあるんですけど、この転換点が去年だったとすると、今年は改めて私たちNOKIOOという会社が、事業の上では『日本のチームの景色を変える』というミッションを掲げて、人や組織に関する事業をやっているんですけれども、このミッションをより力を入れて集中して実現するために、新しい組織体制をしいたりとか、チャレンジングな目標を掲げたり、それを実現するための大事な活動をいくつも設計して、みんなでそれを前に進めるということの真っただ中にいます。

大事な活動って具体的に何よ?というところでいくと、例えば、事業推進のやり方を大きく変える、レベルアップしようとしていたり、マーケティング活動を強化したり、価格戦略をアップデートしたり、こんなことをいくつもいくつも走らせているんですよね。
去年だったら、これでオッケーだったことってあるじゃないですか。このオッケーラインを、わざわざ自分たちで引き上げて、新しいオッケーラインをクリアするために、いろいろ試行錯誤をしているという状況です。

みんなが迷いと葛藤と不安を抱えている

こうなってくると、例えば、ミーティングのやり方一つをとっても、今まで慣れ親しんだ方法でだけだと、ちょっと足りないんですよね。
役割が変わる、テーマが大きくなる、こういった中で、私も結構いろんな迷いと葛藤を抱えております。
たぶん今、事業にかかわるメンバー全員がそうなのかなと思うんですけど。
いろいろやってみるんですけど、すぐにはうまくいかないんですよね。
すぐにはうまくいかないなとか、うまくできないなとか、思ったより時間がかかるな、あとよく思うのが、どうやるかから考えなきゃいけないなとか、何か一つを決めるためにみんなで認識合わせをしていかなきゃいけないし、ちゃんと認識合わせをする、でも一方で、歩みも進めなきゃいけない、はやめなきゃいけないというところで、すごいいろいろ難しいなということを感じています。

過去放送でいくと、例えば、先週末に「生き物的仕事・機械的仕事」みたいな対談をお届けしましたけれども、まさに生き物的仕事用、要は答えが決まってなくて、やり方も決まってなくて、自分たちの中にまだ勝ちパターンがない、そういった仕事の比率がガンって増えているなと思いますし、一方で試行錯誤をしながらも、ちゃんと型が決まったこともきっちり回さなきゃいけないんですよね。きちんとオペレーショナルなことを前に進めながら、一方で探求もしなきゃいけない。
これがいわゆる両利きってやつだなって思ったり、変化という文脈でいろんな考え方があると思うんですけれども、まさにそのリアルケースの真っただ中に、今は私たちがいるんだなということを実感しています。

この変化の過程でどんな心理状況になるかということを、私たちは学習上は知っているじゃないですか。
いわゆる慣れ親しんで居心地の良いコンフォートゾーンの一歩枠の外に出るということなので、心地良いゾーンを一歩踏み出した先には、迷いとか葛藤とか不安を伴うストレッチゾーンと言われるゾーンが広がるんですよね。
これは頭で分かっていても、ストレッチゾーンに踏み出して、そこを抜けていくというのは、やっぱり体力も気力もいることだなと思っています。
皆さんが、今、いるのはコンフォートゾーンですか?
それとも、同じように迷いや葛藤を抱えながらも、気持ちの良い状態を出て、ストレッチゾーンで試行錯誤をしていますか?
そのまたさらに先にあるパニックゾーンまで行っちゃうと、今度は心身に不調をきたしますので、その場合はどうかそこで頑張り続けようとせずに、戻ってきたり、いったんその状態を抜けることを考えていただけたらなと思うんですけれども。

ということで、私もこれまでにもたぶん何度もコンフォートゾーンを出ながら、ストレッチゾーンでもがくということをやってきましたけれども、また今、ストレッチゾーンに踏み出して、いろいろ試行錯誤をやっているよという、そんな現場からのリポートになります。

ここで思うのが、私はこうやってVoicyでいろいろ発信していますけれども、私自身もVoicyで発信しながらも、これを実践している一人なんですよね。
例えば、今、使っているのが『モヤモヤの観察者になろう』といった話が過去にあったと思うんですけれども、私も今、迷ったり、不安を抱えたり、葛藤を抱える、そんな自分を客観的に抱えるもう一人の自分を立てて、モヤモヤの沼にはまり込みすぎないようにしている。客観的にその状態を観察する自分が、「何を不安に思っているんだろう?」とか、「今、自分はどういう状態にいるだろう?」こういったことを観察しながら、モヤモヤの沼から出るための手を、もう一人の自分が貸すとていうことをまさに実践していますし、『生き物的仕事』の真っただ中にいますので、仲間も経験のないことの中で、認識を合わせていくって、ものすごく大事なことなんですよね。
なので、ここで使っているのは、過去放送でいくと、『チーム仕事はとにかくずれる、だからずれに強くなろう』こんなテーマがあったと思うんですけど、ずれないための対話と合意形成に、まさにいそしむということをいろいろやっていますし、大変な時とか、なかなかうまくいかない時って、とかく問題解決発想になりがちなんですけれども、今、生じている問題を解決するという発想ももちろん大事なんだけれども、そもそもどうなりたいんだったっけ?何を実現したいんだったっけ?こっちのビジョン発想というんですかね、ゼロをマイナスにするんじゃなくて、どういうプラスの状態を作りたいか?ここから発想することを、常に心掛けたりしています。
何が言いたいかというと、Voicyでの発信事項を私も実践者の一人として実践して、仕事をもっとおもしろく、そして仲間と一緒にいい仕事の景色を見たいという思いで、ここでも実践していますよということです。

こんな時こそ連携が大事

今は、チャレンジングで、かつ試行錯誤で、葛藤も抱える状態になって思うのは、まず一つは、私だけじゃなくて、みんなが迷いながらやっているんですね。
一方でリーダーも迷っているというところが混在する状況だなって思っていますので、こんな時こそ連携が大事だな。
いっぱいいっぱいになると、自分も含めてみんなが余裕をなくしていくけれども、だからこそ連携が必要だし、とにかくコンディションが大事。気力と体力が大事なので、良く寝て、いいコンディションを維持していくことが大事だなと思っています。

最後に、こんな状況だからこそ、今年のテーマに私たちが掲げているんですけれども、シリアスファンですね。真剣に、だからもっとおもしろくなる
この状況に真剣に向き合いながら、その状況そのものも楽しんで、もっと良い景色を作っていこう。真剣だからこそおもしろいね。こう言い合えることを実践できることを、私たちも体現していきたいなと思っています。

この両立サプリでは、タイトルコールで毎回お伝えしておりますけれども、『チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に』という発信しているわけなので、私たちも変化の過程において一人でがんばるのではなく、日々発信しているチームワーキングを実践することによって、仕事がもっとおもしろくなった、ここにかかわる一人一人のキャリアが、より魅力的で発展的になった。なによりもちゃんと仕事で成果が出た、そんな手ごたえが出ましたよ。これを聴いてくださる皆さんにもお伝えできるようにやっていこう。
そんなふうに思っております。

ということで、今日は「変化の過程で起こること(体験談)」と題しまして、私の近況を現場からのレポートを踏まえてお届けさせていただきました。
聴いていただきまして、ありがとうございます。
同じように試行錯誤をしているという方、いろいろあるけど、一緒に頑張っていきましょう。
そして、一歩を踏み出そうかなと思っている方、大丈夫、大丈夫、なんとかなるよ。
そんなふうなメッセージとして伝わればいいなと思いました。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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