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バズる秘訣はバズるまで続けること

フォロワーを増やすこと重視でnote運用するならば、バズることは集客の手段にしか過ぎず、品物にあたる普段の投稿を磨かねばならない。現時点のベストプラクティスは「バズる秘訣はバズるまで続けること」なので、粛々と日々の投稿を続けようという話。

レタッチ関連のnote投稿がバズった

以前に書いた記事「ありのままの写真なんて存在しない」のスキが350を超えて(2021/6/30現在) #カメラのたのしみ方 応募作品の中で週間の「特にスキ」を集めた。その後について #振り返りnote を書いてみる。

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読んでいただくキッカケとなったのは、note公式のまとめマガジンからピックアップいただいた事だろう。

バズる投稿はブラックスワン

記事がバズったら売れっ子になれる訳ではなく、依然として普段いただけるスキは10個/投稿にも満たない。「バズる投稿」と「普段の投稿」の差が大きい事を実感する。

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#スキされた数 で500回のバッジを頂戴したうち、350回は1投稿に集中している。平均値などの統計が意味を持たなくなるくらい、めったに起こらない出来事のインパクトが大きい。いわゆる「ブラックスワン」と呼ばれるやつだ。

自動/手動の違いはあれ「バズる投稿」が生まれるメカニズムは、以前に分析したFacebookグループ日本酒会の投稿や、インスタリールと近いように感じる。珠玉混在な投稿でユーザーが埋もれないよう、プラットフォームが価値ある投稿をピックアップすることで、人気ある投稿がさらに人気を集める正帰還が働くという話。

バズる秘訣はバズるまで続けること

日本酒会の投稿を分析することで、再現よく「バズる投稿」を生み出す秘訣「とりあえず而今や新政を投稿しとけ」「投稿直後はサクラでもイイネ付けてもらっとけ」が導けた。noteについても、ピックアップされやすい傾向を分析することで、「バズる投稿」を生み出す秘訣が導けるかもしれない。

もしかすると、誰かの有料記事を買うと秘訣が手に入るのかもしれない。でも、自分がnoteを書きたいモチベーションを秘訣に合わせこむ自信がないので、狙いにいく意義は感じていない。「たまにホームランが打てたらいいや」くらいの軽い気持ちで続けている。

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noteに関しては過去の価値ある投稿が発掘されることもありうるので、続けていけばバズる可能性は蓄積されうる。ホームランを打つ秘訣は、ホームランを打つまで続けることだ!そして、一度その快感を知ると、粛々と普通の投稿を繰り返す #noteのつづけ方 の動機としても働くことが、自分の心の中に起きた変化であった。

フォローに繋がるのは普段の投稿

記事がバズったとして何の恩恵があるのか。いずれの例(FBグループ、インスタリール、note)にも共通して、単発で「バズる投稿」があっても期待するほどフォロワーが増える訳ではなかった。効果は蓄積しないのだ。

インスタで4700回再生されたリール投稿は、私にとって普段のリール投稿よりは多いけれど、もともと刹那に消費されて流れて行く類のものだから、視聴回数が増えたところでフォローに繋がった実感は薄い。

もちろん「バズる投稿」の恩恵で「普段の投稿」まで辿ってもらえるチャンスが増える意味ではPromotionの手段となっている。でも、フォローするかどうかの決め手になるのは「普段の投稿」の質や方向性だろう。この話はインスタで4P分析した話とも通じる。

方向性(一貫性)に関しては、マガジン単位でフォローできたりもするので、noteはインスタほどシビアではないと捉えている。確かに私のnoteは雑多で方向性が曖昧だけど、いろんな内容を行き来したり組み合わせたりすることで偶然の変異につながる。量を生み出しておいて、マガジンで集めることで後から質を高める試みもできそう。

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単独ホームランより満塁ホームランの方がインパクトあるように、単独の投稿がバズるよりは、質の高い普段の投稿を蓄えた状態でバズる方がインパクトは高いと予想している。この意味でも、バズる投稿ばかり狙わなくても、たまに出れば十分である。

まとめ:粛々と普段の投稿を続けよう

フォロワーを増やすこと重視でnote運用するならば、バズることは集客の手段にしか過ぎず、品物にあたる普段の投稿を磨かねばならない。現時点のベストプラクティスは「バズる秘訣はバズるまで続けること」なので、粛々と日々の投稿を続けよう。

↑どこかで見たnote術を実践すべく、結論を最初と最後に入れてみたんや。


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