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折れたボルトの摘出

 ボルトを緩めようと、締めようとした際に折れてしまったという経験をされた方は一定数はいると思う。この瞬間の何ともやるせない気持ちは経験した者だけが解る感情だ。この思いはこの後どうしよう?という気持ちに起因する。ボルトとナットで何かを固定する場合はボルトを通す穴が貫通しているのでボルトが折れたとしても慌てることはない。しかしボルトだけで何かを固定したりする場合にボルトが折れると非常に残念だ。つまり、その場合は相手にネジ山が設けられそれにボルトを締めこみ固定などをするので、ボルトが折れると相手に残ったボルトの先端をどうやって摘出するかが問題になる。

 摘出へのアプローチは何通りかありどれを選択するかは経験によるところが大きいが、残ったボルトの形状でも選択肢が変わってくる。可能な選択肢の中でリスクが低く、早く、相手にダメージを与えないという判断基準が重要だ。では実際に見ていこう。

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