見出し画像

島根県の魅力 奥出雲~松江

 先日、久しぶりに店のツーリングを開催した。コロナということもあったし、本業も多忙、そして育児も奮闘中なので、なかなかそういうマインドにならなかったというのが本音であるが、やはりツーリングは最高だ。総勢13名というODA SYCLEとしては大所帯なツーリングは、それなりの難しい部分はあったが、終始笑いの絶えない最高の時間を満喫するものとなった。

 目指したのは島根県仁多郡奥出雲町横田。広島からのルートは深川から白木街道(県道37号)を通って国道54号へ出て三次東インターそばのセブンへ。ここでさらにお客さんと合流する。当店は島根県のお客さんも多く、また福山もお客さんいるため集合は三次東が丁度いい。そこから国道183号を芸備線に沿って北上し、備後落合から国道314号を木次線に沿って北上する。個人的に備後落合からの314号が最高だ。交通量は少なく信号もなく、楽しいコーナーが次々と出てきて、この時期でも25℃以下の外気温で快適なのだ。

中深川
三次和知

314号に入るまでかなり順調なペースで走行していたので休息にと出雲坂根駅に寄った。この駅には島根県名水百選のひとつである延命水と呼ばれる湧き水の泉源がある。いつ来てもこの水は美味しい。

延命水の泉源

 また偶然にも奥出雲おろち号が到着まであとわずかであったので私に付き合ってもらい待つことに。

奥出雲おろち号

 JR木次線を木次駅から備後落合駅間を運行する2両編成のトロッコ列車 奥出雲おろち号。詳細はこちらから。私はもちろん乗車したことがあるが、自然豊かな景色とトロッコ列車の雰囲気と、出雲坂根の3段式スイッチバックなど普段の列車では味わえない要素が沢山詰まった最高の観光列車だ。しかし非常に惜しいことに、今のところ2023年度を最後に運行を終了する予定だ。いろいろ難題満載と思うが、どうにか延命してほしいと切に願うばかりだ。

 そして間もなく横田へ到着。当初は蕎麦を食べに行こうと”さんいんキラリ”で情報を得たお店が目的地だったが、参加者に蕎麦アレルギーの方がいたため横田で昼を分散して取ることにした。といっても多くは蕎麦を食べに行き、我々少数はラーメンを食べることにしたのだがそれも正解だった。

 横田駅近くにあるお寿司屋さん。しょうゆ、みそ、しおのラーメンと仁多米の握りやいなりが最高だ。奥出雲で蕎麦以外の選択肢の上位に入るお店であることは間違いない。店主も奥さんも非常に良い人柄なのも好印象だ。

奥出雲町横田

 そこから大仁広域農道を通って国道432号へ。安来方面へ行き最終的に松江市の宍道湖へ到着。ここでしばし談笑して解散。帰りは松江道を通って帰広。

宍道湖夕日スポット

 いつ来てもこの風景はいい。宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島もいいが、湖から山が緩やかに広がっていく風景は広島には無い景色であり、壮観な眺めである。

嫁ヶ島

 このコースは広島から往復350kmぐらいと1日しっかり走るのには最適であり何度でも行きたくなるコースでありお勧めだ。やはり島根県は最高だ。

ODA SYCLE
小田

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?