音楽家の小田貴音です。今回はこう名乗っていいでしょう（普段ごはんの写真ばっかなもんで）。

なにはともあれ、こちらを。

生協ひろしま様のサービス「コープでんき」の紹介動画のBGMを担当させていただきました。可愛いサムネだわね。

生協ひろしまウェブサイトはこちらから。

コープでんきウェブサイトはこちら。

1年ほど前の記事ですが、

生協ひろしまさんが50周年を迎えられ、藤江潤士さんが作った記念ソング「未来へ」のアレンジも担当させていただきました。

それから「ひろしまGENKI体操」もアレンジ担当です。

てゆーか動画内の楽曲は全て藤江×小田の「プロデューサーズ」謹製。笑

と、気付けば結構な数の音楽を作らせていただいている生協ひろしまさん。

今回のご依頼先は藤江さんではなく、お世話になっているコンプ・アニさん。別角度からもここに繋がるのか！って非常にワクワクしました。

電力は2016年に全面小売自由化になったようで（最近まで知らんかった）、それまで広島の電力といえば中国電力一択だったと思うんですが、ニーズに合わせて利用する電力を選べる時代になりました。公共料金系のシステムは勝手に決まってるものだと思ってたけど、こういう時代になったんだなあ。

生協さんってトラックで安全な食品を配送してくれるイメージばかり先行してたんだけど、結構色んなサービスを網羅してるようで、すごいね。フルネーム「生活協同組合」だもんなあ、衣食住に幅広く携わっているわけだ。

太陽光、風力など、自然の恵みを利用した電力ってのも地球に優しくていいですね。今が良ければ、ではなく、未来につなぐ取り組み。

音楽についてもせっかくなんで触れておきましょう。笑

今回はナレーション入りの動画を先にいただきまして、それをLogicに読み込ませて楽曲を作っていく流れで作りました。
動画の尺が確定したものであればこのやり方がベターかな。10曲とか作る場合はプロジェクトが重すぎて大変なことになりそうですが、今回はテイストがある程度揃った4曲ぐらいなものだったので。

完全アニメーションの動画で、優しくて可愛いタッチだったんで、あまり刺激の強い音は合わないかなあ。素朴な音でまとめたいなあ。というイメージが膨らんで、普段ならトランペットとかがやりそうなファンファーレをリコーダーの音に変換してみたわけです。
これが自分の中でうまいことハマった。軽くて可愛いアンサンブルになりました。

ジブリと某レトロ調ゲームの音楽にアイデアのヒントがありました。笑

フロアを揺らすような重低音のキックとか、荘厳なストリングスとか、緻密に打ち込まれたシンセとか、そういうのではない。当然曲によるけど、「軽い」ってのも一つの大きな魅力だなと思います。それでいて「安っぽくならない」ことには気を使いました。

ちなみに効果音は小田担当じゃないです。完成版見たらいっぱい入っててびっくりした。笑　ぴょこぴょこ可愛いです。

あと最後のフレーズは広島らしく「コープ！」です。
やきう的な？
サウンドロゴにしてほしい。笑

万貴音としての「歌」と同じく、こういう音楽制作も毎回とっても刺激的で面白い。小田を使ってくれた生協ひろしまさん、コンプ・アニさんに感謝。
少しでも力になれていたら、楽しさの一部になってくれてたら嬉しいです。

ではまた。

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