小田貴音です。note更新も随分滞ってしまいましたが（閑話的なものは下書きにあるんですが）、久しぶりの本業・制作報告の記事です。

広島ミュージシャンの盟友、姉妹デュオ「Mebius」がエールエールA館（広島駅南口地下）の2021年度イメージキャラクターに抜擢され、さらにテーマソング「この街が好きじゃけん」を制作、6月26日にリリースしました。自分はその楽曲のアレンジを担当させていただきました。

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楽曲紹介文は「思わずクスッと たまらない広島弁ソング」。引きが強い。笑

Mebiusは自身のYouTubeチャンネルでも広島弁カバーの動画をいくつも出してて、中でも「香水 / 瑛人」のカバー動画は12万再生を超える人気を博しております。その流れもあって、今回は広島弁で作る流れになったのだろうか。面白いねー。

今回はいつもと違って、他のプレイヤーさんも参加しての制作になったので、その辺を少しお見せしたいなと思います。

前列がMebiusで、左からMamiちゃんとNorieちゃん。
後列が参加プレイヤーで、左から
・住麻衣子（ピアノ / オルガン）
・折田新（ドラムス / パーカッション）
・俺（ギター / アレンジ）
です。こんなご時世なので、集まるのはこの1回のみ、さらに短時間でした。

いつもはメビからフルサイズの原曲をもらって、それを自分がアレンジ・演奏してまとめるという流れ。今回はそれとはちょっと違ってて、メビの作詞作曲と自分のアレンジをある程度並走しながら進めていく形になりました。自分の曲をアレンジ展開しながら続きを書くことはしょっちゅうあるけど、チーム戦で進めていくのもとても面白かったです。俺視点で書くと、

→ ワンコーラス(+α)のデモ音源をもらう
→ ラフアレンジ提出、曲のイメージのすり合わせ
→ それを元にフルコーラス分を作詞作曲してもらう
→ フル尺のラフアレンジ提出
→ それを元に短時間でミーティング・音出し・アイデア出し（上写真）
→ サイズやリズムの微調整、追加アレンジ
→ 麻衣子ちゃんと新さんに各自で本RECしてもらう
→ 届いた音源を編集して自分の仮音源と差し替え、提出
→ メビにボーカルの本RECしてもらう
→ アレンジデータをバラして書き出し、ミックスの景山さんに提出
→ 楽曲完成！

今回こんな流れです。バンドアレンジメインの場合は、みんなでスタジオ入って音出して詰めていく、っていうのが結構大事なんだけど、今はそれが気軽に出来るわけではないので、細かい確認とかオーダーはリモートで。

麻衣子ちゃんも新さんも俺が作ったアレンジをベースに、こだわりや個性、曲への愛情をたっぷり込めて演奏してくれました。個人でアレンジを完結させる場合は「まとまり」はいいものの、「化ける」ことは出来ない。誰かと一緒に作ることで「こうきたか！」が生まれるんです。面白かったなー。

アレンジの細かいことまで書くのはやめとこう、長すぎる。笑　

あとやはり注目してほしいのは「歌詞」ですね。Mebiusの非の打ちどころのないボーカルワーク、アレンジもそれに合わせて全体的にお洒落な雰囲気で作ってるんだけど、歌詞は結構ゴリゴリに広島弁です。しかも「広島弁ラップ」まで入ってるという始末。広島愛が大暴れ。笑
そんなギャップも含めて楽しんでいただける曲になっていると思います。是非聴いてみてくださいね！

改めてリリースおめでとうございます。また一緒に音楽やろうぜー！

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