カメラを止めるな

映画「カメラを止めるな」の人気の秘密がわかったで!

遅まきながら「カメラを止めるな」を観たで!

「カメラを止めるな」つう映画、ご存知かな?「カメ止め」という愛称でその存在は多くの人が知っとる思うんじゃが、劇場にまで足を運んだいう人は少ないんじゃなかろうか?

ということで、私も劇場にまでは行ってないが、とりあえずDVDをレンタルして観てみたというわけ。


友人Aはぶち面白い言うて友人Bはクソつまらんと言う

Aは「これは面白い!明らかに金かかってないけどアイデアで大物をぶち抜いたのう。」という。



Bは「あほくそうなったけ、途中で席立ったわ。」と怒り心頭。


なるほど、このアホで性格の悪い友人共に感想を聞いたワシが一番アホじゃった。(写真と友人は一切関係がありませんので)

ということで、常に冷静沈着で良好な性格である私がDVDレンタル料金を払って評価してやろうじゃん、という事になったわけ(何様じゃ・・・ワシ)


レビューは・・・うーむ、できん!

いやこれマジで、レビューはできんわ(笑)。ネタばれというか、面白みが半減するというか。人気なのわかる気がする。

まあそれでも大まかに説明すると、全体は3部に分かれとる。で、その3部ともそれぞれちゃんと意味があって、特に最初の1部を目ん玉ひんむいてしっかり観ておくと、より2部・3部がおもしろいんよ。

で、先述の途中で席立った友人Bじゃが、これがまた1部の途中で、あほくさ言うて帰ったらしい。

ほんまアホじゃわ。これ、3部まできっちり観とりゃ、かなりイケとる映画じゃゆうのがわかる。


1部で帰ってしもうたBの気持ちはわからんでもないんよ。

なんか素人っぽい演技力とか、途中の間延びする展開とか、ええ加減なカメラワークとか、「ちゃんと作れや」って思う所がけっこう出てくる。

『チケ代+ポップコーン&コーラ』まで買って、もしこの映画が1部だけしかなかったら、とてもじゃないが映画館でひと暴れしてから出たくなる。


じゃけ、Bが途中で退席したんはわからんでもないんよ。まあコイツ、逆に短気すぎて一番損したタイプだわ。ガハハハッ。

『短気は損気』ちゅうことわざ、知らんかったんかのう。


悪評は途中で帰った人の評価じゃないんかのう?

もしあなたがレンタルDVD借りるなら、途中で観るのやめずにちょっと我慢して最後まで観んさいよ。だまされた思うてもええけ。

ほんま、1部だけじゃったら大学の映画研究会のほうがまだマシな映画撮ると思うわ。

じゃがこの映画の本領発揮は、2部と3部。これがつながった時に、なんか親近感のある必死さに感動するというか、出演者たちに共感できるわけ。

まあ、世間の評価ほど「腹抱えて笑えるような場面」ゆうのはあんまり無い(感じ方か?)思うが、それでも所々でクスリとする場面はけっこうある。

話題の作品じゃし、「金ないならアイデア勝負」の見本みたいな映画じゃけ、ぜひレンタルしてみたらええよ。




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