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「時間がない」を突破するもの。

僕は残業まみれ社畜サラリーマン。

会社まで1時間の満員電車に揺られ毎日残業し、1時間かけて家に帰る。

そんな生活を10年続け、
気がつけば「時間がない」が口癖になってしまいました。
そんな僕が「時間がない」が言い訳だと気づき、限界突破(?)するまでのお話。


僕がこどもの頃、ゲームボーイなんて高価なものは買ってもらえませんでした。

「うちは貧乏だから、高いから」と。


めちゃくちゃに貧乏ってことはなかったけど、
そういうお金の価値観、大切さを、親は教えてくれたんだろうなと今になっては思います。(父母大好きマン)

そもそも当時は今と比べて、
「ゲームを子供に買い与える」というハードルが、
世間一般の感覚的に違ったかもしれません。

みんながポケモン赤緑版をやってる時は横から覗き見て。
たまに友達の姉のやつを借りて一緒にするけれど、
人のポケモンを育てても100%で喜べません。(←そこに愛はあるんか)


誕生日、クリスマス、とかのイベントはポケモンカードを貰えるけれど、(めちゃくちゃ嬉しかった)ゲームなんてそんな高価なものをおねだりするなんて考えもしませんでした。


携帯ゲーム機にかかわらず、テレビゲームも
僕が生まれる前におそらく親が遊ぶために買った
スーパーファミコンのみ。

まわりはプレステ2やゲームキューブで盛り上がる中、僕はドット感つよめのスーファミ。

当時はなんでも負けず嫌いすぎて、持ってないくせに友達の家でやるゲームは持ち主より強かったことの方が多かったですw
でも、家にテレビゲームがあることがめちゃくちゃに羨ましかった。


小学校6年生の時に初めてお年玉でゲームボーイアドバンスを買わせてもらえました。

ゲームは1日1時間っていう我が家のルールの中で、いかに効率よく進めるか
を考えながら毎日毎日「早く明日がこないかなぁー」ってワクワクしながら眠りについていました。

もうあとちょっとで進化するのに!!
って時は布団のなかでこっそり画面をライトでてらしながらやったり。

朝起きたら、「ゲームボーイアドバンス買ったの、夢じゃないやんな!?」
枕の横のゲームボーイアドバンスを見てニヤニヤしていました。

(特定の)ゲーム大好きこんきちくん。
数年後にPSPもお年玉で買わせてもらってモンハンにどハマり。

――――――(略)

そして大人になって。
時間は有限だと気づき、昔一緒にゲームをしていた仲間たちもそれぞれの生活があるので集まる頻度も減って、
クリアした時の虚しさや虚無感を感じてしまう年齢?環境に置かれた?
・・・適当な言葉は見つからないけど、子供の時ほど純粋にゲームを楽しむことができなくなってしまっていました。


そんな大人になってしまった僕が、モンスターハンターワールドの発売(2018年)を、X(当時Twitter)経由で知りました。
(モンスターハンター:モンスターを狩って、武器なんかを作ってどんどん強くなっていくゲーム)

前述した通り、自分の家にあるテレビゲーム機(ハード)はスーパーファミコンのみだったので、新しいテレビゲーム(PS4)に対しての強い憧れと、PSPで遊びつくしたモンハンへの愛が
「子供の時ほど純粋にゲームを楽しむことができなくなってしまった。」の壁を思いっきりぶち壊してきました。

購入への迷いは1mmもありませんでした。
モンハンエディションのPS4を即予約。

たぶん、10万円でも買ってたと思いますw(怖)


そして待ちに待った発売日。
残業まみれ社畜サラリーマンのこんきち。
あんたの口癖、「時間がない」だったよね。(謎の客観視)

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翌朝。

いつものスマホのアラームで目が覚めたこんきちは、
右手にコントローラーを握っていることに気がつきました。
いわゆる寝落ちというやつです。
え、、、この歳になって、ゲームで寝落ち!?
(中学生の部活後のみんなで討伐しら大型モンスター以来)

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昨夜は気がついたら無我夢中でやってました。
オープニングを見た時に
いい歳して、部屋に誰もいないことをいいことに
足をバタバタして喜んで。

発売日にスタートしたから攻略もなにもないまま
あの頃のように瞳をキラキラさせながら寝ずにずっとやっていました。

「時間がない」なんて考えもしなかったです。
そんなことを思考する前に「ゲームがしたい!!!」でした。

比較

  • なかなか寝付けなくてyoutubeみて深夜2時になってしまい睡眠不足の僕
    「うわー、寝不足だわー。最悪、パフォーマンス下がってるわー」
    ってマインドだったのに。

  • ゲームで寝不足になってしまった僕
    「早く次のモンスターを狩りたい。武器操作の練習したい!!うわ、仕事頑張れちゃうな。」
    って感じでした。

なんだこの差は、、、、、、

その後も僕はリモートプレイを覚え、専用デバイスを買い
iphoneやipadで外出先から家のPS4を起動して
ラスボスは休み時間に会社の休憩室で倒しちゃうくらいにのめり込みました。

あの時の「ゲームがしたい」を取り返すかのごとく。


そのあと発売の続編もめちゃくちゃ遊びました。

多分その時間を使って、副業とかの新しいことしたり
キャリアアップに時間を費やす方が今後の幸せを考えたらよかったかもしれません。

でも、なんのためにお金を稼ぐかって言ったら、いろいろ理由はあるけれど
僕の場合、幸せをいっぱい感じる人生にするためなわけであって。

ゲームやってる時のあのキラキラワクワク
絶っっっっ対にサラリーマンの仕事中には手に入らなかったものでした。
1円にもならないですけどね(汗


ある日、
モンハンやったことない友人に、「これからモンハン始めるから教えて!」って言われてレクチャーする機会がありました。

そしたら、
「やばwwwwプロじゃん!wめっちゃすごいね。。。エイム神じゃん」
って言われたんですよ。(弓専)

実際はそんなには上手くないけど、初心者にはものすごーいことを簡単にしてるように見えたらしいです。

モンハン強くなっても、お金稼ぐのは難しいと思うけれど、気づいたこと。


好きなことって、やってたら勝手に上達するんですよね。

装備強くするためにモンスター倒す時って、「勉強、努力」って感覚の時間じゃなかったし、(なかなか出ない素材のために作業化する時もたまにはありますが)
初期装備で足バタバタさせて喜んでたあの時のぼくと、ラスボスを簡単に倒してる僕とでは、想像できないくらいにレベル差があるんです。
(技術的にも)


だから、絵でもなんでも、めっちゃ悔しいけど、
「楽しんで突き進む人」「苦手意識があるけど、苦労して努力して突き進む人」より何倍も成長してしまう気がします。

楽しんでる人の道のりにも苦労は必ず存在すると思うけど、ベースが「好き」なだけで、困難の壁をよじ登るパワーが何倍も大きい。

「このグローブつけたら壁掴みやすくね!?」
「ここの足場つかったら登りやすくね?」
みたいな気付きもすぐに見つけられるし、

なんなら、

「え、これって壁だったの!?」
みたいな感じで突き進んでいくかもしれません。
 
だって苦手分野のことだったら、
新しいこと学ぶ=勉強、修行、辛い、怖い、
なのに対して

大好きな分野のことだったら、
新しいこと学ぶ=楽しい・嬉しい・もっとしたい
じゃないですか??

そりゃ伸び方も全然変わってきて当然ですよね。


だいたいの人が
大人になるにつれ、守るものが増えたり生活環境が変わったりで
どんどん「自分がするべきこと」の優先順位が変わってきてしまいますよね。

そしたら、好きだったものを好きでいられなくなってきてしまうこともあると思います。

あれの何が好きだったんだ??みたいなこともよくありませんか?

毎日が「したいこと」よりも「やらなくてはいけないこと」で占める割合が多くなってきてしまったら、一度過去を振り返ってみて、自分は何が好きだったか。何をしている時が幸せだったか。
を思い出してみると、本来の自分を少し取り戻せるかもしれません。

『~するべき』よりも『~したい』を優先せよ!!!!


・・・・なんて無責任な綺麗事を言うつもりはありませんけれど、
もし「好きなこと×仕事」でいいアイディアが浮かんだとしたら、
多重影分身を覚えたうずまきさん家のナルトくんのごとく
知らないうちにめっちゃすごい実力と幸せを手にしているかもしれませんね!


・・・・・・と、結局、相変わらず社畜サラリーマンで時間がないと嘆く、
説得力0のこんきちなのでした。
ちゃんちゃん。


そんなこんきちでも、
せめてあの時感じたワクワク、ドキドキを忘れないようにしたいなぁ・・・と今日もパソパソ働きます。
いいねで元気くださいw

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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