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PD診断の落とし穴

パーソナルカラー 、骨格、顔タイプと診断してきたひとが高みを目指して受けるであろうパーソナルデザイン診断。それらの持ち味を総合的に考えて似合うテイストを見つけ出してくれるというものだ。

プロのアナリストに「あなたはこのタイプです」と伝えられたらその通りにしてしまうひと・似合うものしか着ない!とそこに囚われてしまうひとは少なからずいるだろう。
私もまさにそのタイプでかなり影響を受けて迷走していた時期が長かった。

でも、これは大前提だけれど、この世にあなたはあなたひとりしかいないのだから、同じタイプの他の人と似合うものが同じであるはずがない。(どちらかというならば、同じ結果になったひと=似合わないものが近いひと、ということになる。)

例えば、わたしのPDはキュート・ボーイッシュ・アヴァンギャルドタイプ。PDキュートには3種類があるが、その中でもボーイッシュがメインでサブにアヴァンギャルドが入る。
この混ぜ方の塩梅や、どんな風に混ぜるのか、PDナチュラルやファッショナブルとの判別にかなり手間取ったし、今も悩むことが多い。


ボーイッシュタイプの特徴

・爽やかかつ中性的な持ち味
・デニムやパーカーなどカジュアルな普段着(洗濯機で洗えるような素材感)が似合いやすい
・ポロシャツやチノパン、ローファー、サスペンダー、チェック柄のパンツなどのトラッドスタイルも海外の男の子風で似合いやすい
(以下のイメージ画像は資格なし素人のイメコンオタクであるわたしが独断と偏見で付けています。ご了承ください。)

キュート・ボーイッシュ単体(王道スタイル?)


↓でも、私がトラッド寄りを着るとどこかちぐはぐな印象になってしまいバランスが取れない。かしこまった感じ、正統派な感じ、型にハマったいい子ちゃんな感じが強すぎる。ボーイッシュ単体にはハマるのかもしれない。

こんな感じはボーイッシュのみ?the・古着


次にサブタイプの特徴。
アヴァンギャルドタイプは、

・悪ガキ感のあるアイテム
・変化のあるデザイン
 (アシンメトリーやバイカラーetc...)
・夜の市街地が似合う
・パーソナルカラーに限らず黒が似合う
・盛りに強く、アクセサリーはいくつも付けたり、ゴールド&シルバーMIXなど、ゴチャゴチャさせても似合う。
・個性的なデザインや華やかなビジュー、絵画風モチーフなども似合い、着こなせる。

*ただ、やりすぎるとわたしのソフトエレガントタイプの薄い顔や骨格ウェーブの繊細さ、女性らしさと調和せず、これもちくはぐな印象に

アヴァンギャルド単体?


大切なのは自分に似合う要素をたくさん知った上で、そこからどんなふうにバランスを取るか。ひとつひとつの診断系はバラバラな答えを出すだけでそのバランスの取り方は教えてくれない。
理論で教わったとしても、このアイテムとこのアクセサリーの組み合わせは○対○か?などといちいち考えていては違う気がする。
アイテム単体で見るのではなく、全身をキャンバスとして引で見たときにどんな印象を与えるかどうかが重要なのだ。

最近わたしが目指しているのはこんな感じ↓
試行錯誤は続く。

綺麗め(アヴァンギャルド強め)
ボーイッシュ強め(普段着)
骨格とのバランスを取ったボイアバ