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勁を入れ替える

相手の勁力を無力化することを化勁という
よく回転扉のように体を回し化勁すると言われる
確かに、上手く行く時があるが、行かない時もある
何かが違う。
相手の勁をかわすことに気が行き、足元が抜けていることにきずかない
こちらが放鬆すれば相手が浮かされると言われている
今まで何回も聞いたことだ
先日の講習会で、このことを体感した
そう、先生とはもう何回も何回も手を合わせて、注意され、指摘され
教えてもらっていたのに
きずかなかった。
言葉の上での理解と、体がわかることは違う
ホントに放鬆して足裏に降り、相手の動きについていくと、相手の勁が足裏に降りてくるのがわかる
この時すでに相手は浮かされているので小指でも動かすことできる
ここでとても大切なことがある。これを外すと、力みが出て放鬆が崩れ、相手を動かすのは難しくなる
それは、楊露禅先生や武禹襄先生たちが遺言の様に残している
「立身須中正安舒」または「守中」だ

先生は、相手の勁を自分の中で入れ替えるから、相手は動かされる
と説明される
この時「中正」が崩れるとできない

「力」をいなしたりする回転扉的なものではない
今回ほど腑に落ちたことはない
ちょっと、楽しくなった

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