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捕食したら満足するcougar。心も満たしてほしいハイエナ


「cougarとは40代の美人な女性に使われる語句であり、40代でも不細工ならハイエナ」とトップの画像に書かれていますが、これは皆さん言われなくてもわかっているでしょう。
私の知っている40代のバツ1日本人女性が少し前にアメリカ人と再婚したのですが、まさにcougarでした。

外見的な魅力だけではない cougarとハイエナの違い


このcougar(坂本さんとします)ですが、現役のオーラがすごい。顔立ちが可愛いから当然モテました。そして子育てが一段落した彼女は結婚というシステムにメリットを感じていませんでしたから、アメリカ人男性、しかも若いイケメンをとっかえひっかえして遊んでいましたし、その噂は横須賀基地という村ではあたりまえのように広まります。自分がまだ女性として魅力があるかどうか確かめたくて、どぶ板で日々現地の珍味を漁っているコントラクターのようなしようもない男についていって寝て「求められている」と感じなければいけないほどdesperateな中年女性から見たら、坂本さんのような遊び方は羨ましくてしかたがないでしょう。
こういう中年女性達からは不思議と坂本さんが出す艶=「適度に楽しんでるね」という感じが出ないのです。やっていることは坂本さんと同じでセックスであることには変わりないのに、醸し出すものが全然違うのです。
坂本さんがセックスに求めるものが快楽なのに対し、切羽詰まっている中年女性達はセックスに精神的なものを求めてしまう。「私達、やったんだからつきあってるよね」というようなティーンエイジャーのメンタリティは男性を遠ざけます。
坂本さんがその快楽を脳で、体で吸収し、もぎたての果実や朝露のようなみずみずしさを振りまくと、その甘い香りにまた新たなイケメンが吸い寄せられてくる。だけど内側はとてもドライで「こんなのは第二の人生を共に歩みたいと思う男に出会うまでの暇つぶし」としか思っていないのです。坂本さん(仮名)は本人達が望まなくても発せられてしまう色香がある。「根っからヒモ体質のイケメン黒人を夢中にさせる奇跡の40代 」のなぎさんも地中にひそかにしっかりと張った根で水分、養分を吸い取って、美しい花を咲かせているタイプ。お二人とも物欲しそうな感じはしません。
そして坂本さんは、おそらく周囲が自分をslutだとこそこそと言っていることを知っているでしょうけど、気にしていなかったんじゃないかな。

slut、cougarとしての最低限のエチケット

セックスを楽しむ権利にはもちろんそれなりの義務、エチケットも伴うものです。1.自分と相手を性病感染から守ること、2.そして望まぬ妊娠を避けること。筆者の大好きなアメリカの大人気TVドラマ「デスパレートな妻たち」に登場する意地悪なslut(ヤリマン)役・Edie(イーディ)はちゃんとしていました。

避妊用ピルを服用していましたからね(ただしこのピルを飲んでいても妊娠する可能性はあります)。ただ1.の性病感染予防に関しては甘く、快楽を優先していたため、このようにかかりつけの婦人科のところに定期健診に来ていました。
日本だと婦人科に性病のチェックをしに行くのは恥ずかしいことだと思われていますし、いくらアメリカでももちろん喜んで行く女性はいないでしょう。だけどこのEdieのように「コンドームをつけずに遊んできたんだからしようがない。自分の下半身くらいちゃんとケアしないと」と割り切ってクリニックに行き、しかも医師が診察中、大股開いた状態で平然と携帯電話をいじるあたりにヤリマンの嗜みを垣間見た気がします(ちなみにこの時の検査で、Edieには毛じらみが見つかりました)。
一番よくないのは、楽しむだけ楽しんでおきながら「婦人科でチェック?えー恥ずかしい!」といい歳をした大人の女性が言ってしまうことです。いくつ病気を持っているのかわからないものを人様に見せる方が恥ずかしいと思うんですけどね。

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