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特高警察の拷問で死す。労働。

人々よ。

プロレタリア文学の代表的な一冊。

プロレタリア文学に目覚め、労働運動に関わる。

非合法下の共産党に入党し、左翼文学に注力するが、逮捕され29歳という若さで築地署で特高警察の拷問により殺された小林多喜二。

時代という言葉で片付けてしまっては何だけども。

帝国主義の辺境における植民地的な搾取、未組織労働者の団結、国家と財閥と軍隊との関係、天皇制の問題を示そうとしたわけだ。

現代だとブラック企業みたいなものかな。

しかしまぁ、非常に読み疲れる一冊でした。

赤だシンパだ、マルクス、レーニンだ、と。

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