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15分足は多くのデイトレーダーにとって癒しの時間軸!!

他の時間枠でも利用することは可能ですが、
15分足は特に便利です。

15分足は、永続的にトレードに利用できる時間軸の一つです。
この時間軸は、相場の動きを把握しやすく、長過ぎず短過ぎない
バランスの取れた枠組みを提供します。

トレーダーが相場の変動やトレンドを把握しやすく、
同時に過度に混乱することなく市場の状況を把握できるため、
長期的に安定して利用できる時間軸の一つと言えます。

15分足は、日中の動きや価格変動を比較的詳細に捉えることができますが、
同時に短期的なノイズやランダムな変動に振り回されることも少ないです。
したがって、様々なトレードスタイルや戦略に適した時間軸として、
多くのトレーダーによって好まれています。

このような理由から、15分足は多くのトレーダーにとって有用な時間軸であり、長期的に安定して利用されることが期待される時間枠の一つです。


トレードを続けていくと、メンタルの変動は避けられません。
心が沈んだ時には、シンプルなトレード手法があれば、
元の状態に素早く戻ることができます。

ローソク足には様々な時間軸がありますが、デイトレードでは15分足が
取引判断の基準となります。15分足の利点は、時間軸が適度に
長くて短すぎない点にあります。

将来何十年もトレードを続けると考えると、5分足ではシグナルが多すぎて
取引が混乱し、1時間足以上だとポジションを翌日に持ち越すことが
多くなります。

私は様々な時間軸を試し、最終的に15分足を選択しました。
どの時間軸でも同様の取引方法が可能ですが、
15分足は私の相場に集中するライフスタイルに合致しています。

エントリーポイントを5分足、15分足、あるいは1時間足で見つけるかは、
個々の選択ですが、「相場の上昇」を見定め、適切にエントリーする
戦略はどの時間軸でも同じです。

5分足の利点は、15分足よりも多くのエントリーシグナルが出ることです。
これは多くのトレードチャンスをもたらします。

多くのトレードができることで、一見すると多くの勝ちトレードを
得られる可能性があります。しかし、実際にはデイトレードにおいては、
勝率よりも損益率がより重要です。

詳細は後ほど説明しますが、取引回数が増えすぎると損益率が悪化し、
結果的に総合的な勝率が低下することがあります。
単純に時間軸を短くすればエントリーチャンスが増え、総利益も増える
というわけではないのです。

これにより、エントリーサインの多さによるトレード機会増加と、
それが持つリスクについて理解することが重要です。


1時間足や4時間足の特性を考えると、15分足よりも長い時間軸になります。
これらの時間軸では、5分足とは異なりトレード回数は減少しますが、
一度のトレードで効率的に利益を得ることができる可能性があります。

効率性とは、1回のトレードあたりの利幅が拡大し、スプレッドの損失を
抑え、無駄なトレードを減らし、チャートを見る時間を削減することにも
関係します。

例えば、日中は仕事をしていて、帰宅後の21時からトレードを行う
サラリーマンの場合、短い時間足ではなく、1時間足などのより長い
時間枠を主に活用することが勧められます。

15分足がデイトレードに最適だと考える理由は、感覚的な側面があります。
相場の時間と日々の生活の時間の移り変わりが、15分足ではシンクロして
感じられるからです。

1日中チャートを監視していると、5分足だとやや忙しく感じることが
あるかもしれませんが、15分足ではそう感じにくい傾向があります。

逆に、1時間足や4時間足でトレードしようとすると、時間の流れが
ゆっくりと感じられ、無理にポジションを取りたくなることがあります。

参考までに、ローソク足が1日で形成する本数は、5分足では288本ですが、
1時間足ではたったの24本となります。

・1分足 :1440本
・5分足 :288本
・15分足 :96本
・1時間足:24本
・4時間足: 6本
・日足 : 1本

ローソク足を利用してトレードする際、日足のように1本だけを見て
売買判断するには情報が少なすぎます。逆に、1分足や5分足だと情報が
多すぎると感じます。

15分足では、1日におよそ100本のローソク足が確定するため、
その中で数回のエントリーポイントが見つかりやすく、
最適な時間軸と言えます。

つまり、ローソク足の形成とチャートの完成スピードが、私の時間感覚と
15分足で一致しているというわけです。

シンプルなチャートを使い、適切な時間軸でトレードすることで、
ストレスなくトレードできます。
このアプローチが、持続的なトレードの秘訣なのです。

FXは先のことを考えることで、あたふたしなくなる

FXを始めた当初、私はトレードで利益を上げるイメージが
まったく湧きませんでした。
自分の手法を何度も変え、決めた損切りポイントで損切りしないなど、
混乱したトレードをしていました。
勝つイメージがないため、トレードのルールを守れなかったのです。

自分がなりたくないようなトレーダーにならないために、
将来どのようなトレードをしたいか、イメージすることが大切です。

ルールが定まっていないし、イメージするのは難しいかもしれませんが、
それでは後の祭りです。デイトレード手法では、1回のトレードで
数十pipsから100pipsを狙います。

私は常にこのpipsを意識し、「次のトレードで50pips取る」
「ここで利益を確定する」というイメージを心に描いています。
もちろん通貨ペアや相場の状況によって勝ち方は異なりますが、
エントリーする前にイメージを持つことが大切です。

これは実践から学んだ非常に重要なことです。
イメージすることで、そのようなトレードが可能になります。
あなたがやってみたいと思うトレードを、心の中で具体的に
イメージしてみてください。

例えば、「このような時にエントリーすると、50pipsを取れるんだ」
とか、「これが利益を生むパターンなので、このようなチャートを探せば良いんだ」といった考え方が重要です。

そうすることで、冷静に判断できるようになり、
ポジションを持っている間に混乱することも減ります。

イメージしたトレード以外はまぐれ

イメージが具体化すると、それに沿ったトレードができるようになります。
一方で、イメージがない状態では望む結果を得ることは難しいです。

たとえば、普段15分足を基に取引している人が、
急に数か月間ポジションを持ち、大きな利益を得ることはできません。

同様に、4時間足を使っているトレーダーが、たくさん取引したくて
5分足に変えたとしても、成功することはまずありません。

それは、5分足での勝利につながるイメージがないためであり、
イメージした通りのトレードしか実行できず、
その他の場合は負けてしまうのです。
経験豊かなトレーダーであっても、何年経験を積んだとしても、
イメージ通りのトレード以外は難しいのです。

言ってみれば、イメージしないトレードは「偶然」に過ぎません。

運で勝つことはイメージしていない方法であり、偶然の結果です。
しかしそのような運は継続しません。
逆に、イメージ通りに成果を上げたトレードは、自身の実力の表れです。
そして、イメージができると、トレードの軸が確立されます。
自分が想像できない場合はエントリーしないというアプローチは、
負けるトレードを減らすのに役立ちます。

もしイメージがない場合は、最初は私と同じように、15分足チャートを
基にして、最初の段階では1回の取引で数十pipsを狙うトレードを
イメージしてみてください。

イメージすることで、この本を理解する上での道筋がより明確になります。
そして、この本を一通り読んだ後に、トレードする前に自分でイメージを
してみてください。最初よりも、イメージができるようになるはずです。

ここまでお読み下さりありがとうございました。


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