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スキャルピング…1日に100回以上取引をするトレーダーもいる。

超短期売買だからといって視点を狭くしない


短期売買を行う場合、多くの人が1分足チャートを利用します。
しかし、1分足だけをずっと見続けるだけでは十分ではありません。

長期の時間枠も活用し、全体像を把握した上で、
1分足の細かい値動きを把握することが必要です。

一般的には、「1分足以外は見ない」という方法が
書籍やSNSで紹介されますが、それを盲目的に
信じるのではなく、長期の時間枠も頭に入れておき、
「エントリータイミング」を1分足で判断すると
解釈するべきだと考えています。

ただし、最終的には、あなた自身が独自の取引手法を
確立した際に、1分足だけを見る取引が多くなるでしょう。
それに至るまでに、試行錯誤を重ね、その結果として
最良の手法を見つけ出すことが重要です。

ただし、現時点では、スキャルピングや短期売買を
行う場合、長期の時間枠を無視して1分足だけに
集中することは危険です。

1分足だけを見て買い注文を出すことは、
無計画な取引につながる可能性があります。

最も利益が早く租み上がるトレードスタイル

スキャルピングは、一度コツをつかむと、
短期間で驚くべき利益を得ることができます。

この方法は、非常に効果的な手法の一つです。
一度の取引で得るpipsはわずかですが、
取引枚数を増やすと、それに比例して一度の取引で
得られる利益も増加します。

そして、多くの取引が利益を増やす手助けとなります。
枚数を増やし、短時間で多くの利益をサクサクと
積み上げるイメージです。

個々の取引で得る利益は、通常数千円から数万円程度です。
ただし、数万円の利益を毎回得ているわけではありません。

市況によっては、数秒から数分で10万円以上の利益を
得ることもありますが、これは市場が非常に大きく
動いたときなどの例外です。

ほとんどの取引では、一度の利益は数千円程度です。
「それだけ?」と感じるかもしれませんが、
一度の取引での利益が少なくても、これを毎日繰り返すと、
月単位で数百回から数千回にもなります。

仮に、一度の取引での利益が5000円だとしても、
100回勝てば50万円、1000回勝てば500万円にもなります。
取引回数を考えれば、一度の数千円の利益でも十分なのです。

取引回数が多いため、利益が迅速に積み重なるのです。
1回の利益が少なくても、一般社会では10秒足らずで
5000円を稼ぐことは不可能です。
これは、スキャルピングが特殊な世界で
あることを示しています。

スキャルピングなら、たとえ1回あたりの利益が少なくても、
500回のトレードを行うことが数か月で可能です。
市況によっては、それが1か月もかからないこともあります。
しかし、デイトレードやスウィングトレードでは、
同じ数のトレードを行うのに1年かかるかもしれません。

そのため、スキャルピングは短期間で異なる取引手法を
検証し、良いものは迅速に拡大する判断ができるのです。

たとえば、コインを投げて表裏を検証するとします。
最初は偏るかもしれませんが、何度も投げれば
表と裏が出る確率は2分の1に近づきます。
これは「大数の法則」と呼ばれ、トレードにも適用されます。

500回や1000回とトレードすれば、結果は期待値に
収束していきます。
ただし、この期待値がプラスであることが重要です。
そのため、検証結果が早く出せるほど、時間的に有利なのです。

FXを行う人の多くは、本業を持っています。
したがって、時間をかけずに確かな取引手法を
検証できるようになれば理想的です。

取引回数の多さはチャンスの数

期待値がプラスであれば、取引回数は
新たなチャンスの数になります。

例えば、1000回トレードを行えば、
1000回のチャンスが得られることになります。
毎日チャンスがあるので、それを逃すわけにはいきません。

自分が期待値の高い取引手法を構築しているので、
実行すればするほど総合的に利益を得られます。
この考えが強くなり、
「専業トレーダーになって毎日チャンスを手にしたい」
という意識が高まり、私は専業トレーダーとなりました。


ここまでお読み下さりありがとうございました。


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