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【陰陽五行】木の話

今回は、陰陽五行について考えていきたいと思います。

陰陽五行は、
陰陽論(陰と陽)と五行論(木、火、土、金、水)の2つの理論を合わせた総称だということは周知の事実。

陰陽五行論を生き方の指針として取り入れると、人は自然の一部でしかないことがよく理解でき、ジタバタしたり、解決しない悩みをいつまでも悩んだりせずに済む。

算命学を占いで終わらせたくないと思い、
自然と人間が共存し、学びながら、
人生が豊かになれるような伝え方をしていければと思っています。
 
 

では、今日は『木』のお話です。

木は「もく」と読みます。

木の陰陽
木の陽は甲(こう)と言い
木の陰は乙(おつ)と言います。

甲も乙も木の性質を持っているので
分かりやすく言い替えると、

甲は大樹
乙は草花となります。

写真は、大樹に草花が絡みついている、
良くある光景を撮影しました。

なので、甲(大樹)と乙(草花)は
親和性があり、相性も良いということが読み取れます。

そして、木も草花も大地に根を生やして、
生きていますので、守ることをとても大切にしています。=守備能力が高いのです。

では、次にそれぞれの性質を見ていきましょう。

■甲(大樹)

大樹は土の中にしっかりと根を生やさなければ倒れたり、腐ったりしてしまいます。
なので、守りの力は頑固となって表れます。
頑として動かないのです。
その頑固さたるやお見事!
ちょっとやそっとじゃ扉は開けません。
なので、大樹の人の扉を開けるには、力技では及ばないのです。
(結構大変💦)
そしてまた、木の幹はずっしり太さを保たなければ、すぐに折れてしまいます。
つまり、甲の性質を持つ人は、目標設定をしっかり持ち、その幹を成長させるために時間をかけて育てていきますので、大器晩成型なのです。
逆に目標設定が決まらないと、幹が細いままなので、エネルギーが弱く、いつまでも自信が持てなくて、弱々しい様となってしまいます。

なのに、一人黙々と頑張っちゃうし、疲れたという顔さえ見せない。
どんどん枝分かれして、葉っぱが生い茂り過ぎて、「もう限界!」ってなる頃には、相当溜め込んでいる状態でギブアップするので、元に戻るのにも時間がかかってしまいます。

木が折れたりなんかしたら、もう大変!
挫折は、甲には致命的。

■乙(草花)
草花も同様に根を生やして生きていますので、
頑固と言えます。
ただ、草花はそよそよと風になびき、見ていると癒しさえ与えますので、見た目は頑固に見えないのが特徴です。むしろ、強調性があるように見えます。と言うか、強調性の高さは十干の中でダントツの一位!
周りに合わせるのは得意中の得意。
ですが、土の中は根を張っているので、
心の中は表面とは裏腹。
まったく違っているから、周りの人から見たら強かだと受け取るかもしれませんね。
写真のように、何かに絡みつくこともしちゃうので、氣付いたら乙の手中に収まっていた。
なーんてこともよくある話。
でも、それに嫌味がなく、悪い氣がしないんですよね。私には魔法使いのような人と見えています。
草花はそよそよとなびきながら自分の意のままにするので、リーダーシップがある人が多いです。踏まれても踏まれても、また立ち上がる強さもあり、周りから頼られる存在でもあります。


いかがでしたでしょうか。

甲と乙の関係

木の人の素晴らしいところは、
持久力があるんですね。
守りが固いから変化していくことがなかなかできないとも言えるのですが、コレと決めたら
ずっと継続していけるので、周りからの信頼は厚いと感じています。

木の注意点は、枝葉の刈り取り、間引きを怠らないよう、自分コントロールと浄化をお忘れなく。


それでは、
次回は火(丙、丁)をお送りします。



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