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【陰陽五行】土の話 パート2

さて、土の話 パート1からの続きを
お届けしたいと思います。

まだ読まれていない方は、
パート1もぜひお読みいただければと思います。

https://note.com/officehiro/n/n336b790dcd11

パート1の戊の話
いかがだったでしょうか。

今日は続きの
己のお話に入っていきたいと思います。
どうぞお付き合いください❤️

■己(き) 大地

土の陰 
己は、自然物で表現すると、大地となります。
土の陽はやはりスケール感が大きく、目立つ存在でしたよね。
陰になると、その派手さは無くなります。

皆さん、『大地』と聞いて、どんなイメージが広がりますか?
どんな絵を描きますか?

ただの砂利道?
土だけの絵?
草花は生えている?
虫はいる?
そこに太陽は当たっている?

人によって、色々なイメージで大地を描くことが出来ると思います。

どんな大地を描いても、やはり大地は
人が生活する、活動する基本の場所です。

人が大切にしていること、生きることなど
基本となることを大切にしているのが大地の特徴だと、大地の人を見ていると思います。

それは、真面目に毎日をコツコツと努力することであり、自分の中にある大切な種を育てていくような人。

しかも、育てたい、世話したいという思いは
他人に対してもそうであり、常に役に立ちたい、人のために貢献したいと思っている。

基本理念が「寄り添い」の人であったりします。

母親のような慈悲さえ感じさせ、心が広く優しい。
優しさに計算などなく、すべての行動理念は「寄り添い」から来ているので、嫌味がないし、損得など、大地の人にはありません。

こういう人には、当然人が集まりますよね。
戊とは違う魅力が大地には備わっているのです。


私の母親が大地の人でした。(他界しているので過去形です)
振り返れば、家の中のことをキチンとこなして、仕事も手を抜かない。
毎日をコツコツと生きていた人でした。
ご飯は必ず同じ時間に用意されて、毎日のルーチンを当たり前のようにこなして、私は、母親たるものそれが当たり前で生きてきました。

でも、世間の色々な母親はそうではないことに大人になって氣がつきました。
もちろん、私自身もそのような母親ではないし。

母が亡くなった後に一番驚いたことがあって、
それは何かと言うと、母か管理していた預金通帳に記帳された内容が、今まで見たこともない
綺麗な印字でした。
(私、金融機関出身なので、他人の通帳を何百人見てきたのでわかるのですが)
毎月、同じ金額を同じ日に何年も入金し続けていたのです。

大きなお金ではなく、自分で決めた額を毎月何年も…
結果として最後の残高は塵も積もれば山となっていました。

大地の人の特徴ってまさにこれで、塵も積もれば山となる精神なのです。
それを信じて、毎日コツコツ努力できる人なのです。

今でも、その通帳を発見し、中身を見たときの事を思い出すと涙が溢れてきます。この時、ようやく大地の人の偉大さを知ることになったからです。

全体的に陰は地味に取られがちですが、
私は陰の底力を知っているので、
単に、暗いだとか地味だけで捉えて欲しくないと思っています。

陰は、目に見えない世界だったりするので、
現実的な人からすると無視されがちなのですが、私は陽という、現実世界を輝かせるための大前提は、陰という目に見えない世界、精神論を築き続けることがめちゃくちゃ大切だと思っています。

特に、大地の世界観は己の質を持っていない人でも、意識的に行動できることでもあります。

これを読んで下っているあなたにも
陰を大切にしていって欲しいなと思い、
今回は語らせていただきました。

これも、己(大地)のパワーが
私を動かしたのかもしれません。

それでは、今回はこのへんで。

次回は、金のお話へと続きます^ ^
お楽しみに💕





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