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冬の北海道、仕事に行く難しさ~ラピダスは大丈夫か

半導体のラピダスに再生エネルギー。北海道ビジネスが活況だ。
ただやはり冬のコストは相当大きい。
以下は、北海道新聞の2023年12月22日付けの記事の冒頭。上記の写真もこの記事から拝借している。

道内大雪 岩見沢市、24時間で最多73センチ 車の立ち往生多数
道内は22日、冬型の気圧配置が強まった影響で、空知管内や石狩管内を中心に強く雪が降った。岩見沢市では同日午後5時までの24時間降雪量が73センチに達し、1999年の統計開始以降最多を記録。市内では車の立ち往生が多数発生した。JR北海道は特急と普通列車計160本を運休し、約3万4千人に影響が出た。23日も日本海側では雪が降り続く見込みで、札幌管区気象台は交通障害などに注意を呼び掛けている。

立ち往生するくらいなら、車は出さないほうがよい。

なぜならほかの車の迷惑になるし、自身も車の処理に時間を取られるからだ。

つまり、もし仕事のために自宅から車に乗って職場に向かって立ち往生するくらいなら、その日は出勤しないで自宅で仕事をしたほうがよかった、という結果になる。

もちろんこのような言い分は結果論にすぎないのだが、しかしこれは選択の問題でもある。
最近の天気予報は正確だ。だから24時間で73センチの雪が降るという予報が出たら、機械的に出勤を取りやめるように決めておけばよいのだ。

だから北海道ビジネスは難しい。ラピダスは大丈夫か

ラピダスは大丈夫だろうか。
彼ら彼女らは今、初めての北海道の冬を迎えている。
来春に雪が解けたとき「それでも世界が驚く半導体をつくることができる」と言っているだろうか。


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