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続くときは続く。


続くときは前の晩から円山のイメージができている。
で、午前8時ごろ出発。

GWの平日のまともな時間なので、一般の人が、多くはないがそこそこいる。

私は円山に神のようなものを感じることがあるのだが、こういう日のこういう時間は留守にしていると思う。
というわけで、味気ない円山を登って下りてきた。

今日は徹底的に遊ぶと決めたので、つまりダラダラ遊ぶことはしないと決めたので、帰宅したら次はバイクで支笏湖に行こうと思ったら、円山公園の遊歩道で電話が。

仕事の人。
データ送信で、データの添付し忘れ。
帰宅して、データをチェックしてから送信。

気を取り直してヘルメットと手袋とプロテクターを持ってバイク置き場へ。

すると、またあの小僧の自転車が置いてある。
この小僧には、去年もここにチャリを置くなと注意して、さらに3日前にも置いている現場を押さえたので注意していた。
管理人がいたので、注意して欲しいといった。
すると管理人も「あの人ですね。私も何度か注意しているんですが」とのこと。

とりあえず、小僧のチャリ置きはまだ3回目なので、私からは管理人にこう頼んだ。

「私のバイクは260kgもあるので、近くにバイクを知らない人がいるのは危険、と伝えてください。
そして、もし自転車が倒れてバイクが倒れたら、私は絶対に弁償してもらうことになる。そうなるとマンション内が嫌な雰囲気になる。
それは避けたいので、管理人さんのほうから『あのバイクのおじさん、恐いから、ここに停めないで』といってください」
小僧に改心させることができれば、穏便に事が済むのだ。
管理人は「そういってしまっていいですか、助かります」と言ってくれた。

支笏湖に行って、喜茂別に入って、中山峠から定山渓、南区から中央区で5時間くらいバイクに乗って帰宅すると、チャリはなかった。

管理人さんがいたので「どうでしたか」と聞くと、小僧の母親に伝えたところ、もうここには置かせないといったそうだ。

小僧は中3か高1くらい。

育ちが悪い感じはしないが、意地が悪そうな顔をしている。
これで収束するかな。
もうひと悶着ありそうな気もするが。

バイク置き場にはもう一人、置いてはいけないものを置くおばさんがいる。

うちのマンションは、犬をマンション内で歩かせてはいけないので、抱いて地上まで連れてこなければならない。
しかしこのおばさんの犬は太っているから重いので、おばさんは犬用の乳母車に乗せて地上に降りてくる。
その犬用乳母車をバイク置き場に置いているのだ。

私はこのおばさんと、暗黙の紳士淑女協定を結び、この犬用乳母車についてはクレームをつけていない。

むしろ歓迎の意を示すために、その犬をなでさせてもらっている。
私が犬用乳母車を締め出したくないのは、1)おばさんが良い感じの人で、2)犬用乳母車があまり邪魔にならないからだ。
小僧のチャリは、これを1台許すとほかの人も停めるようになる危険があるが、犬用乳母車にはそのリスクがない。

さらにこんな事情もある。

バイク置き場にバイクを置いているのは、実は私だけなのだ。
だから管理組合が、私を追い出してこの場所を別の用途に使う、なんてことを言い出したら困るのだ。
私の味方はゼロだ。
だから私は、犬用乳母車を許容するという寛容な態度を取るのだ。
管理組合も良い人は追い出しにくかろう。

私は、小僧のチャリ問題が、犬用乳母車問題に飛び火しないで欲しいと思っているのだ。

もし小僧が次にまたバイク置き場に自転車を置いたら、私は勝負をかけるつもりだ。
管理人に通報して、管理組合にもトラブルとして報告して仲裁に入ってもらう。
そして堂々と、小僧とその家族に「二度とここに置くな」と言い放ちたい。
しかしそうなると「ここは有料のバイク置き場なので、契約者のバイク以外停めてはいけない」というルールが明文化されてしまう。
そうなると、おばさんは犬用乳母車を置けなくなってしまう。
その事態は避けたいのだ。
小僧のチャリ問題を穏便に処理できれば「なあなあ」なルールを継続できるのだが。
小僧とその家族が「面倒な奴に絡まれたくない」と思ってくれるとよいのだが。



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