大切な私の伯母

信じられないことが起こり、年明けの今も未だ、悲しみの中にいる。健康を誇っていた伯母が4ヶ月闘病し、昨年12月に亡くなってしまった。
私の大切な人、私を「やっちゃん」と親しみを込めて呼んでくれる、生まれたときから私を愛してくれた伯母だ。
伯母の体調が悪くなるにつれ、伯母の人となりがさらに鮮明になる。訪ねてくる人々に感謝の意を表し、自分はとても幸せだったと伝え、何も思い残すことは無いと伝える。涙ながらに。
伯母にずっと生きてもらいたかった。とても元気でどの数値も悪くなく、何十年も前からうがい手洗いを実践する伯母は、病になどかかるわけがなく、100才になっても何でも無いことのように暮らしているはずだった。伯母にいつまでも見守って欲しかった。これからも町内の人の様子、親族の情報などを楽しく聞きたかったし、語りたかった。何気ない毎日をささやかな喜びを伯母と共に過ごしたかった。
「私は明るいことが好き。陰気くさいことは嫌いよ。」と言っていた伯母である、湿っぽく私がグスグズしていると心配するに違いない。しかし、ただただ悲しい、寂しいのだ。伯母に会えないことが、ただ、寂しい。

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