見出し画像

愛は意志

愛することは
あるものや、あることの
ある人の
美しい面だけでなく
醜い面も認めることだ。


美しい面だけを見て
醜い面だけを目を背けるとしたら
それは愛とは言えない。



醜い面から目を
反らすのは
醜い面を見た時に
その対象を受け入れる
自信がないからだ。


愛するというなら、
好ましい面だけでなく
好ましくない面にも
目を開くべし。


恋は冷めるが、
愛は冷めないものだ。

なぜなら、
愛には意志だから。

その意志とは
好ましくないことにも
目を見開き受け入れる
決断だ。


美しい面だけを
偏愛するとすれば、
それは愛ではない。


あらゆるものは
多面的だ。


美しい人にも
醜い面があるように。

光あるところには
影があるように。

明るい笑いの裏に
悲しみがあるように。


対象が、
ヒトでも、
モノでも、
クニでも、
それは同じことだ。


意志がなくても
何かを好きに
なることはできる。

しかし、
それは、
刺激に対する
反応だ。


意志なきところに
愛は育たない。


愛は
受け入れた上で
対象の最善を
望む決断と
行動だから。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?