こんにちは。Hoanと申します。

今日は前回に引き続き、4番目にYouTubeに投稿した「LIFE」について作ったときの気持ちや歌詞に込められた想いなどをお話しできたらと思います。

3曲目にあげた「一言」という楽曲は友達に歌詞を書いてもらった曲なので、今回は割愛させていただきます。

どうぞよろしくお願いします。

まずはぜひ一度楽曲を聴いてみていただけたらと思います。

ではここから作り手の気持ちを綴りたいと思います。

歌詞

Aメロ
ハッピーエンドの曲聴きながら
電車を待っていたつもりだった
なぜか流れる涙は止まれなくて
なぜか自分さえも一歩進んでみた

ブルーシートで覆った駅を見て
あなたは嬉しそうに写真を撮った

サビ
”やるとやらないでやるを選ぶ方がいい”
そう言われる世の中だけど
やらないを選ぶのはやらない方が良かった
そういう経験があるからなんだ

立ち止まっていられれば生きてた

Aメロ
愛すべきものをなくした時
愛すべき人と別れた時
なぜかあふれる後悔は止まれなくて
なぜか自分の中まで空っぽだった

ブルーシートで覆った駅を見て
「私だけじゃない」そう思えた　

サビ
”いなくなってからその大切さを知る”
そう言われる世の中だけど
いるうちから伝えなければ分からないなんて
そういう当たり前はどこにある

今大切な人にありがとう

Cメロ
死んでしまったその先に何があるの

ラスサビ
”やるとやらないでやるを選ぶ方がいい”
そう言われる世の中だけど
やらないを選ぶのはやらない方が良かった
そういう経験があるからなんだ

立ち止まっていられれば生きてた

この曲は大きく「生きること」をテーマに制作した楽曲になっています。
なのでとても重いですが、個人的には言いたいことをストレートに伝えられていてとても大好きな楽曲です。

そしてこの曲で１番伝えたいことが
「進むことだけが正解ではない」ということです。

Aメロではその事例を取り上げていて、電車を待っている時にハッピーエンドの曲を聴いて自分の不幸感を強く感じてしまい、居た堪れない気持ちになります。そして一歩進んでみてしまうのです。
つまり彼は意を決して「死」へと進んだことになりますが、覆われたブルーシートを見ても今を生きる人は「バズるかも」という考えが先行してしまう、という残酷な世界観を表現しました。
信じたくないですが、このような情景がイメージできてしまうのもまた現実です。

立ち止まっていられれば生きていられることもあるのです。
どうかその考えを忘れずに生きていきたいものですね。

そして2番からは自分の生死ではなく、愛する人の「死」をテーマにしています。
サビでも述べているように、テレビなどではよく亡くなってからその人の歴史を大々的に取り上げられている場面をよく目にします。
しかしそれは本人には伝わりません。
生きているうちに思いは伝えるべきだという私の思いを込めました。

是非とも思ったその瞬間に「ありがとう」を伝えていっていきたいなと感じています。

前作、前々作とは異なり、この曲には私の主観的な意見やノンフィクションな気持ちが強く反映されています。
明日のことは誰にもわかりません。今を大切に。目の前の人を大切に。

そしてここからは楽曲にも触れていきたいと思います。
この曲のこだわりは大きく２つあります。

１つ目がファルセット（裏声）です。
切なくもメッセージ性の強い楽曲の場合、ファルセットの使い方が感情に与える影響はとても大きいと考えています。
今回の楽曲では、サビの一番伝えたいところでファルセットの起用しています。
声に響きが生まれ、また地声と行ったり来たりすることで感情の起伏を表現できたらと思ってこのメロディーにしました。

そして２つ目がチェロの音色です。
と言っても私自身、中学校の吹奏楽部でコントラバスを担当していた程度で、オケに対する知識は皆無でした。
しかし今回の楽曲を制作するにあたり、バイオリンのような高音の綺麗なメロディーよりも、チェロの中低音で支えるような、でもメロディーとしても輝きを持つ音色に惹かれ、使わせていただきました。
特に2番のAメロなどではいい味を出しているのではと自負しております。

個人の感想ですが、私はどの曲も共通して２番のAメロが大好きで、特に注力している部分になります。
是非他の曲を聴く時も注目して聴いてみてください。

ぜひこの文章を読んでからもう一度「LIFE」を聴いてみてください。
少しでも「生きること」をテーマに、皆様に感動を届けられたらと考えています。

次回はYouTube投稿5曲目にあたる「HSP」の紹介をしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

各種リンク：https://lit.link/hoankyoku